2010/10/16

An eccentric woman...

国会議員の性癖はともかくとして、公共の場でこれはマズかろう、と思うのだが…。

もちろん、日本国憲法では信教の自由が保障されているし、お経を唱えるという行為は反社会的な行為でもなければ、違法な行為でもない。

だが、少なくとも僕は1年に120回以上新幹線に乗っているが、車内で、信仰に厳格なイスラム教徒が礼拝する姿も、チベット仏教の僧侶が五体投地する姿も、そして、熱心にお経を唱える(それも、静かなグリーン車で)仏教徒も、未だに一度も目撃したことはない。

まして、国会議員がそのような宗教活動をおおっぴらに、新幹線の車内で実践している姿など一度も見たことはない。

思うに、これが真実だとすれば、きっと彼女はとっても生真面目な人間なのだろうと思う。

ご本人と何度かお会いして、言葉を交わしたことはあるが、国会議員になられる前あたりから、どうも人当たりがキツくなった(素っ気なくなった)かのような印象を受けたし、当選直後に「ぶってぶって」騒動が起こってからは、おそらく、精神的に相当病んでしまわれたのではないかとも推察する。お経にでもすがらなければ精神の安寧を保てないのであろう。

これはあくまでも、僕の印象のみであるが、民主党議員の面々を見ていると、「真っ直ぐ真面目」な方々が多いようだ。もちろん、国会議員である以上は、真面目に仕事をやってもらわないと困るのだが、その真面目さが、オウム真理教の信者たちのような、カルト宗教の信者から受ける印象と同じなのである。


よく言えばまじめで熱心。

悪く言えば盲信的で周りが見えていない。

そして、どちらかと言えばKY(意図的にKYのふりをしているのかもしれないが…)。


サリン事件のあたりで、ワイドショーは連日のごとく、「オウムからの脱会」「マインドコントロール(洗脳)を解く」といった話題でもちきりであったが、民主党の議員たちも、そうした「マインドコントロール」を受けているように思えるのだ。

そう言えば、僕が学生の頃、ある飲み会で、気まじめすぎる(今で言えばKYで、ちょっと煙たがられていた)後輩に向かって、「お前はもう少しバカになった方がいいよ」と言ったら、何を思ったのか、その男はこともあろうに、「はい!バカになります!」と言って、突然、隣にいた女の子に抱きついてしまった。

その女の子はとても純情でおとなしい子だったが、あまりに突然の出来事で何が何だかわけがわからず(おまけに煙たがられている男に抱きつかれてしまったのだから…)泣き出してしまい、我々はその男に「バカ野郎!そういう意味じゃねえよ!」と懇々と説教したが、その彼と同じような融通の利かないKYな性格が、彼女(たち)にも垣間見える。


そんなKYな状態で日本の舵を取っているのであるから、これはもう、危険極まりない、としか言いようがない。


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「ぶって姫」姫井由美子議員 新幹線で正座読経し乗客眠れず

2010年10月16日(土)10時0分配信 NEWSポストセブン 

 10月1日夜、東京発岡山行き新幹線のぞみのグリーン車に、白いジャケット姿の姫井由美子・参院議員が颯爽と乗り込んできた。姫井センセイはカバンの中からおもむろに経典らしきものを取り出すと、靴を脱いで座席に正座し、小声でお経を唱え始めたのだ。手には数珠も持っている。

 静かなグリーン車両に、センセイの声が朗々と響く。これが約30分間続き、車内には何ともいえぬ雰囲気が漂った。ただでさえ注目されていただけに乗客は興味津々。中腰で姫井氏の席を覗き込む人までいたが、姫井氏はまったく意に介さない。

 乗り合わせた乗客は「気になって、眠りたくても眠れなかった」と困惑顔だった。

 読経が終わると、姫井氏は満足げに経典をカバンにしまい、本を読み始めた。タイトルは『検察が危ない』(郷原信郎著)だった。

――新幹線でお経を読んでいましたよね。

「新幹線にはよく乗りますけど。そうだったかな、忘れました」

――あれは昔からやっているんですか?

「別に何もしてません」

――何を唱えていた?

「何もやってないと思うけど……。忘れました」

※週刊ポスト2010年10月22日号

(http://news.nifty.com/cs/headline/detail/postseven-20101016-3310/1.htm)
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2006/11/02

『男はつらいよ』

私はここで政治的な主張をするつもりはないし、政治に関する発言は極力控えたいと思っているのだが、どうにも我慢ならぬことが生じたので、やむなく記す。

政治家にはユーモアのセンスも必要であろうし、的確なたとえ話を使うことで、より効果的に自分の考えを伝えることもできる。

だが、今回報じられた自民党の中川政調会長のコメントは、ユーモアのセンスも無く、たとえ話としても的確さを欠いているばかりか、多くの映画ファン、とりわけ、『男はつらいよ』のファンの逆鱗に触れる愚考である。無論、私も憤っている一人である。

自民党の中川政調会長は1日の日本記者クラブで記者会見し、6か国協議への復帰を表明した北朝鮮を映画「男はつらいよ」の主人公「フーテンの寅さん」に例え、「寅さんが6か国協議から『旅に出るぞ』といなくなってしまい、ふらっと戻ってきた。帰ってきたら、カバンの中に核実験が入っていた」と語った。
(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061101ia24.htm)

寅さんは、家族や近所の人と喧嘩をすることはあっても、日本海にミサイルを撃ち込んだりしない。
寅さんは、サクラを使って啖呵売(たんかばい)はしても、工作員を使って人を拉致することはない。
寅さんは、毎回マドンナに惚れてふられることはあっても、「喜ばせ組」のような美女軍団をはべらせたりはしない。

中川政調会長は、核保有についての発言で議論を巻き起こしているが、今回の「寅さん」発言から推し量るに、ユーモアのセンスも無ければ、的確なたとえ話もできず、人の神経を平気で逆撫でするような人間であることがよくわかった。少なくとも、数多くの寅さんファンを敵に回したことは間違いないであろう。

中川政調会長の発言は亡くなった渥美清さんをはじめ、『男はつらいよ』にかかわった全ての人々に対する冒涜であり、寅さんをこよなく愛する優しい心を持つ人々の気持ちを踏みにじった暴挙である。是非、発言を撤回し、陳謝してもらいたい。