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2014/01/25

For what does he speak in such a way?

ぼくは、いわゆる「ノンポリ」だ。ま、平和ならそれでいいんじゃね?という、平和ボケした人間だ。日韓関係や日中関係にしても、「なんで仲良くやれないんだろうねぇ」という呑気な構えでしかない。もちろん、韓国や中国での反日の動きに対しては決して快くは思わないけれど、それと同様に、日本での反韓や反中の動きについても快くは思わない。

確かにそれは、じぶん自身が韓国や中国から直接嫌な思いを受けたわけではないからなのかもしれないが、たとえば、ぼくの友だちや知り合いにも韓国や中国出身の人はいるし、そうした人たちが悲しい目に遭うのは辛いのだ。

都知事選に関しても、有権者ですらないから、あれこれ口を出す資格はない。

ただ、この記事を見て、悲しくなったのは確かだ。ああ、東京都民は、かつて、こんな人物を知事として選んだのか、と。

http://gendai.net/articles/view/news/147471

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「都知事選 田母神も困惑した石原慎太郎のおぞましい演説」

「マイクの調子が悪いなあ。壊れているのは韓国製だからじゃねえか」
 のっけから、この調子だった。発言の主は日本維新の会・石原慎太郎共同代表(81)だ。都知事選初日に田母神俊雄候補(65)の応援演説に駆けつけ、差別発言のオンパレード。昼下がりの新橋SL広場で、通りがかったサラリーマンたちをドン引きさせていた。

 石原は「“シナ”の植民地になりたくない。チベットみたいな国になりたくない」と聴衆に同意を求めると、「出てきている候補を見ると、変なヤツが多いねえ」と他候補批判を開始。まず口汚く罵(ののし)ったのは細川・小泉の脱原発コンビだ。

「ワケの分からない殿様が出てきて原発を明日から止めろって。これに火をつけた暇を持て余した小泉センセイ、これも単細胞」

 原発を止めれば産業がダメになる、とひとしきり持論を展開すると、再び「この時期になって小泉とか細川というキチ×イが出てきて」と、とても活字にできない言葉を発するのだ。

 矛先は、かつて外国人参政権の付与を主張していた舛添にも向かう。
「外国人に参政権を与えると、国籍のよく分からない候補者が言って。おっかない話だ」と、真偽不明のムチャクチャな批判を加えて、得意顔。誰も止めるヤツがいないのか、石原の暴言演説は20分以上に及び、さすがの田母神も何度も腕時計を確認しながら、苦笑していた。こんなイカれた老人が2年前まで現職の都知事だったのだから、背筋が寒くなる。

 この日の応援演説には、ビンタ騒動で渦中のデヴィ夫人も登場。「女性を平手打ちしたデヴィ・スカルノです」と、シレッと挨拶していた。まさに「キワモノ選挙」という表現がピッタリの田母神陣営の街頭演説。怖いモノ見たさの人は、どうぞ、ご勝手に。
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これに関連した別の記事もある。

http://gendai.net/articles/view/news/147092
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「都知事選で田母神氏支援…老いぼれた石原慎太郎は引退せよ」

 田母神俊雄・元航空幕僚長(65)が、7日正式に都知事選への出馬を表明した。「都民の安心・安全のために、自衛隊中心の救助体制を整える必要がある」と主張し、“軍国主義”を防災に隠して支持を広げる戦略のようだ。応援団は、作曲家のすぎやまこういち氏など、自らを「危険人物」と自己紹介するようなウルトラライトがズラリ。その筆頭が石原慎太郎・日本維新の会共同代表(81)なのだが、永田町では、このところのモーロクぶりがヒド過ぎると評判になっている。

「話のキャッチボールがまともにできないんです。自分の話を始めると、どんどん脱線し、延々と昔話を続ける。会議でも記者会見でも、みんな『また始まった』とうんざりしています。TVでは発言を短く切って放送するので、まだしっかりしているように見えますが、“ボケ老人”そのものですよ」(維新関係者)

■昔話を延々と…

 7日の田母神の会見でも、午後2時スタートなのに「歩くのが遅い」(関係者)からか、15分も遅れて会場に到着。20分の応援スピーチでは、「自衛隊に交戦規定がないのはおかしい」という持論を展開し、それに関する冷戦時代の昔話をダラダラ続けていた。

 東京都は地方自治体だ。福祉や教育、街づくりといった重要テーマが目白押しで、国防は自治体の仕事ではない。石原は仮にも元都知事だから、そんなことわかっていて当然だが、モーロクした頭はもはや「尖閣」や「中国」のことしか考えられないようだ。

「一昨年の総選挙で大阪の橋下市長と組んで日本維新の会をつくった時は、石原さんは自民党がここまで大勝するとは思わず、連立して総理になるつもりでした。最後の賭けに出たものの失敗。その後は燃え尽き症候群の抜け殻として、ただ存在しているだけです。昔話しかできず、何のために維新の共同代表をやっているのかもよくわからなくなっている。今回の田母神氏の応援についても党内にまったく根回しせず、勝手に動いた。維新内部は『田母神支持なんて、とんでもない』と不満が噴出し、慌てて都知事選を『自主投票』に決めたほどです。体力の問題もありますし、このままでは石原さんは、年内にも議員辞職することになるんじゃないでしょうか」(政治評論家・浅川博忠氏)

 田母神の会見は1時間半近く続き、石原は後半、イスに座った姿勢で頭を前後させフラフラだった。石原老人の晩節は汚れすぎた。一日も早く、引退した方がいい。
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ぼくは、「老害」ということばがあまり好きではない。

確かに、年をとれば頑固になる、とはよく言われているが、じぶんがおばあちゃん子だったせいもあり、お年寄りは大事にしなければ、という思いの方が強いのだ。

ただ生きるだけでもとても大変な世の中で、まして、戦後の日本の復興を支えてきた世代の人々を「老人」と十把一絡げにしてカテゴライズし、「老害」と罵るのは、ある犯罪を犯した犯人がたまたま特定の国籍であった場合に「これだから×××人は」と差別的な発言をするのと同じではないか。

だから、この記事にある「老いぼれた石原慎太郎は引退せよ」という見出しには賛同しかねる。むしろ、年をとっていようと、若かろうと、他者を排撃することでのみ存在しているような輩には権力を握ってほしくない、と言うべきなのだ。

以前、どこかで書いたのだが、人がじぶんを優れた人物に見せようとする方法は二つある。

一つは、本当に優れた力を身に着けること。

もう一つは、他者を貶めること。

そして、当然ながら、前者が真に優れた人物であり、後者は偽りの優れた見せかけに過ぎない。

もし、日本人として誇りを持とう、というのであれば、外国人を排斥するのではなく、諸外国から尊敬されるような、本当に優れた力を身に着ければいいのだ。実に単純なことである。

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