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2014/01/19

2014年度センター試験本試験英語(筆記)解説

【第1問】
〈講評〉発音問題はほぼ例年通りか、やや易しめ。外来語はいつも通り出されているが、またovenが出されたか、とw アクセント問題も定番の基本的な単語ばかりで、手堅く得点してほしいところ。法則性のある語彙については以下を参照。

A問題:発音
問1 ④
問2 ④
問3 ②

B問題:アクセント
問1 ②
問2 ④ 〈法則性〉-valは1つ前の音節にアクセント。→survival
問3 ① 〈法則性〉-icは1つ前の音節にアクセント。(例外:politic / politics / rethoricなど)→domestic
問4 ① 〈法則性〉-ateは2つ前の音節にアクセント。→eliminate / investigate / 〈法則性〉-ityは1つ前の音節にアクセント。→priority

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第2問
〈講評〉A問題は例年通り空所補充問題だったが、10問中3問で空所が2ヶ所となった。ただし、問われている内容は基本的なものばかりなので、ここでも失点は防ぎたい。
 B問題も例年通り会話文空所補充問題だったが、会話表現を問うものというよりむしろ、文法問題の一種だと考えられる(should have + p.p.など、文法的に正しく解釈できなければ解答できない選択肢が含まれているため)。例年よりやや長めの文になり、選択肢も若干紛らわしくはなったが、配点も、例年は1問3点だったのが1問4点と変更されたため、失点は防ぎたい問題である。
 C問題も例年通り語句整序作文で、今年度は選択肢が6つだった。いずれも動詞の語法に関する表現が中心で、難度はやや高かった。

A問題:文法・語法・語彙空所補充問題
問1 ②:知覚動詞のSVOC文型について問う問題。知覚動詞の補語には「原形」「-ing形」「過去分詞形」のいずれかが入るため、②のsneakingが正解。
問2 ③:時制に関する問題。〈ever since + S + 過去形~〉が使われているので、主節では現在時制完了形を用いる。よって③が正解。
問3 ③:接続詞に関する問題。askの直接目的語になる名詞節を作る接続詞で、空所の後が完全な文であり、かつ、A or Bのかたちを従えるため、③のwhetherが正解。
問4 ①:使役動詞のhaveについて問う問題。SVOC文型のhaveの補語には「原形」「-ing形」「過去分詞形」のいずれかが入るが、Oの位置にour sonが使われていて、かつ、空所の後にはdinnerという目的語があるため、能動にしなければならない。よって、①のcookが正解。
問5 ②:〈take it for granted that S + V~=SがV~するのを当然だと思う〉なので、②が正解。
問6 ④:空所の直後にmeという間接目的語があり、さらに"who is ... birthday party"という名詞節(直接目的語)があるため、SVOO文型になる動詞を選ぶ。③のteachは「教師が生徒に(授業で)教える」という意味なので、ここでは不適切。よって④のtellが正解。
問7 ④:〈add up~=~を合計する〉なので④が正解。
問8 ②:(A)は「病院での治療費」なので、costが入る。fareは「乗り物の運賃」の意味。(B)は空所の直後に関係代名詞のwhoがあるため、その先行詞になるthose(人々)が入る。themは修飾語をつけることができない。よって、②が正解となる。
問9 ③:(A)は「かつて」という意味のonceが入る。everは、肯定平叙文では原則として「今までに」の意味で使うことができない。(B)は空所の直後に前置詞toがあるため、〈have been to~=~に行ったことがある〉となり、③が正解となる。
問10 ④:(A)は〈make [both] ends meet=収支を合わせる・やりくりする〉なのでmakeが入る。(B)は前半部の「母はとても一生懸命やりくりしようとしている」と後半部の「彼女は私が不必要なものを買うことを決して許さない」をつなぐ接続詞が入るので、順接のsoが入る。よって、④が正解。

B問題:会話文空所補充問題
問1 ②:Marthaが「今日の午後何をしようか」と尋ねているのに対し、Edが映画を見に行くのかテニスをするのか迷っているため、Make up your mind.(決心しなさいよ)という③が正解。
問2 ③:YukieがJeanに「疲れているみたいだけど、どうしたの」と尋ね、JeanがSallyと野球の話を始めたら、Sallyの話が止まらなくなったと答えているが、その話のきっかけがJeanが話題を振ったことにあると知って、Yukieが「そんなことすべきじゃなかったのに」とたしなめていると考え、③が正解。
問3 ③:母がJackの制服を洗濯したところ、ポケットに携帯電話が入っていて壊れてしまったと言ったことに対し、Jackが「でも、Bobに電話しなきゃいけないんだ」と言った。これに対して母が「私の携帯電話を使いなさい」と申し出たと考えられるので、③が正解。

C問題
問1 advised me to get regular exercise(①④⑥③⑤②)
→〈advise + O + to + 原形~=Oに~するよう忠告する〉
 [21] ④
 [22] ⑤
問2 hope I can talk them into(②③①⑤⑥④)
→〈hope [that] S + V~〉のthatが省略されている。また、〈talk A into B=Aを説得してBさせる〉という語法が要。2010年度の本試験第2問A問題で〈talk A out of B=Aを説得してBさせない〉が出題されたが、それと対になる表現。
 [23] ③
 [24] ⑥
問3 get caught in the rain without(②①③⑤④⑥)
→〈get caught in the rain=雨に遭う〉が使われている。これは〈be caught in a shower=にわか雨に遭う〉というおなじみの表現から類推できるはずだが、正答率は低かったのではないだろうか。
 [25] ①
 [26] ④

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第3問
〈講評〉
 A問題は例年通りの語義推測問題で、下線部の語句の意味を類推する問題。例年よりもヒントが多く含まれているため、解答しやすかったのではないだろうか。
 B問題は、昨年度までは3人の意見の要約をそれぞれ選ばせる問題だったが、今年度はその意見要約選択問題がC問題となり、これまでC問題で出題されていた文補充問題(長文中の空所に適切な文・節・句を入れる問題)が姿を消し、文削除問題となってB問題に登場した。この文削除問題は、センター試験では新傾向問題ではあるが、同様の問題形式はこれまで東京大学前期日程の試験でも出題され続けており、また、文の「結合性」を問うという本質的な出題意図には変化はないと言える。
 C問題は上述したように、従来、B問題で出題されていた意見要約選択問題である。
 なお、設問形式だけでなく、配点にも変更があった。これまではA問題が1問5点、B問題・C問題が1問6点の合計46点満点であったが、2014年度はA問題が1問4点、B問題が1問5点、C問題が1問6点の合計41点満点となり、配点が5点減った。


A問題
問1 ②
→exuberant(元気に満ちた)の意味を推測する問題。語義推測問題のポイントは、①言い換え・②対比・③因果関係を意識して読むことにあるが、この問題では、1つ目のJaneの発話にあるa little depressed(ちょっと落ち込んでいる)とworried about her schoolwork(学校の勉強のことで悩んでいる)という表現が第一のヒントとなる。1つめのMaryの発話にある"she seemed absolutely exuberant"に対して2つ目のJaneの発話では"Really? I wonder what happened."と「意外性」を表明していることから、exuberantがa little depressed / worried [about her schoolwork]を否定する内容であることがわかる。
 第二に、Maryの2つ目の発話で「彼女は数学の試験のことを心配していたけれど、結局よく出来たし、楽しめるアルバイトも見つけた」とあることから、exuberantの原因がそこにあることがわかる。よって、②のhappy and energetic(幸せで元気な)が正解となる。

問2 ④
→get cold feet(怖気づく・逃げ腰になる)の意味を推測する問題。第一のポイントは下線部の直前にある「でも、突然友達が行けなくなったと私に言った」という発話。「だから私はgot cold feet、旅行をキャンセルした」とあり、「友達に行けなくなったと言われたことが原因である」ことがわかる。
 第二のポイントは、最終行にあるJacobの「君が一人旅をすることにあまりに不安を感じていたのには残念だ」という発話。これにより、以下のような因果関係か成立する。

[原因] 友達に行けなくなったと言われたこと
 ↓
[結果]got cold feet / 旅行をキャンセル / 一人旅に不安

 よって、④の「勇気を失った」が正解となる。

B問題
問1 ①
→第1文は「3歳から5歳の間の子どもはたくさんの質問をし始める」という意味で、「子どもの質問」がこの段落のテーマであることがわかる。ところが、下線部①では「この年齢の子どもの平均体重は12kg以上である」と書かれており、テーマが「体重」にシフトしていることがわかる。そして下線部②では「親が子どもの質問を扱う扱い方が重要だ」と述べられており、再び「子どもの質問」がキーワードになっていることから、①が取り除くべき文であることがわかる(③以降でも、「子どもの質問」について述べられている)。
→【教訓】基本的に、〈One paragraph, one idea〉の原則があるため、「この段落では何を論じているのか」を把握し、キーワードを意識して、それと無関係のものを削除する、と考えよう。

問2 ③
→冒頭で「田舎暮らしと都会暮らし、どちらが好きですか?」と尋ねていることから、この段落のテーマがわかる。下線部②までは「田舎暮らしの人がますます都会暮らしに移行している」という内容だが、下線部③では「都会のアパートで暮らすのは便利だが、時に孤独だ」と書かれており、都会暮らしの話ではなく「アパート」の話に移行している。仮にこの文が必要(削除してはいけない文)だとすれば、その次には「なぜ孤独なのか」が説明されていなければならないが、下線部④では「都会はあまりに混雑しており、とても暮らしづらい場所になりがちだ」と書かれており、アパート暮らしの孤独についての言及がない。よって、③が取り除くべき文であるとわかる。
→【教訓】その文が存在しても良いのであれば、その文の次にどのような内容が来るべきなのかを意識しながら読むことも大切。

問3 ②
→テーマは「金魚の飼い方のアドバイス」。下線部①は、Howeverによって、その前の文にある「小さな岩や植物のようなもので水槽の中に飾りを置く」という内容と対比されている。下線部②は「すぐに、金魚にあなたの手からエサを食べさせるように教えることができる」という意味だが、その前に書かれている「金魚には数分で食べられるだけのエサを与え、食べ残しをすぐに取り除きなさい」という内容と無関係であるため、これが取り除くべき文であるとわかる。③と④は、③で述べられた小テーマ(水槽を清潔にし、少なくとも2週間に1回は水を取り換えること)という内容を④で補足しているため、どちらも切り離せない内容である。
→【教訓】文と文の間で「これを取り除いてはいけない」というつながりを探し、それを消去していくことも大切。

C問題
問1 ③
→Jenniferの第2文(In business situations ...)と第3文(Also, by studying a foreign language ...)の内容から、「外国語を学ぶことでビジネスの役に立ち、異文化理解にも役立つ」という趣旨を読み取ることができるため、③の「外国語を知ることで実用的で仕事に関連した利点がある」が正解となる。

問2 ①
→Mariaの第2文(I think continuing to offer French and Spanish...)と第3文(Because these languages are ...)の内容から、「英語に近いフランス語やスペイン語の授業を提供したほうがよい」という趣旨が読み取れる。よって、①の「英語のネイティブスピーカーはフランス語やスペイン語を学ぶ方が簡単だと思うであろう」が正解となる。

問3 ①
→Leslieの最終文(But most importantly, through learning ...)から「外国語学習を通じて物事を多角的に見られるようになれる」という趣旨が読み取れる。よって①の「さまざまな観点から物事を考える能力」が正解となる。

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第4問
〈講評〉A問題・B問題ともほぼ例年通りで、A問題がグラフ読み取り読解問題、B問題が広告読み取り問題。変更点としては、A問題の小問数が例年の3問から4問に増え、さらに配点も1問6点から5点に変化したため、全体として第4問は35点満点(2013年度は33点満点)となった。
 また、A問題では、グラフが2つ出され、これまでは1つのグラフの中だけに空所が設けられていたが、2つのグラフに空所が設けられ、総合的に判断しなければならなくなった。さらに、A問題の問4では「最終段落に続く可能性のある話題はどれか?」という新傾向の問いが出されたため、若干難度が上がったと言える(もっとも、「同じ形式で出題される問題は一般的に難度が上がる傾向がある」と授業でも講演でも話してきたので、その覚悟だけはできていたと思うが)。

A問題
問1 ④
→magnet statesの説明は第1パラグラフ第3文(The study examined each state ...)にある通り「他の州から人が移住してくる州」のこと。よって、④の「そこに住む多くの大人が他のところで生まれた」が正解。
問2 ②
→第3パラグラフ第2文(The first is Nevada, ...)のwhere以下にある「州の外で生まれた大人の高い割合によって、この州がアメリカのmagnetのトップになっている」という情報から、(A)がNevadaであるとわかる。続く第3文(New York is at the opposite end ...)の内容から、(C)がNew Yorkだとわかる。よって、この時点で②が正解ということになる。なお、(B)のTexasについては、第3パラグラフ第4文と第5文に書かれている。
問3 ①
→「本文の主な目的は何か」という問いだが、これは第1パラグラフに書かれているmagnet / sticky statesの内容(および、第1パラグラフ第2文の「アメリカ人の州から州への移動パターン」という表現)と、グラフの内容を合わせて考慮すれば、①の「アメリカ人の移住の様々なパターン」が正解だとわかる。
 おそらく、②の「なぜ他よりも人気のない州があるのかを説明する」を選んだ受験生が多かったのではないだろうか。しかし、「なぜ」の説明については、最終パラグラフ第1文で「その研究では続けて、なぜ『移動する人々』が自分たちの州を出て、『残る人々』が残っているのかの理由を探究している」とあるだけで、これが「本文の主な目的」というわけではない。
問4 ①
→最終パラグラフの第1文では「その研究では続けて、なぜmovers(移動する人々)が自分たちの州を出て、stayers(残る人々)が残っているのかの理由を探究している」と書かれているが、このパラグラフの第2文から第4文(最終文)にはmoversについての記述しかない。ということは、この次にはstayersについての記述が来ると考えるのが妥当である。よって、①の「なぜアメリカ人の中には自分の生まれた州に残る人もいるのか」が正解となる。

B問題
問1 ②
→「正しくないもの」を選ぶ問題。②は「申込時に少なくとも16歳でなければならない」の意味だが、広告文のAPPLICATIONの2つ目の項目には「レースの日に16歳以上であれば申し込める」とあるため、これが正解となる。
問2 ①
→計算問題。注意力が試される。「Lakeville在住の70歳女性で、26回大会に出場した」という記述と、PAYMENTの記述を照らし合わせる。
  (a) Lakeville在住の場合、Application feeは不要
  (b) 過去2回の大会のうちいずれか1回に出場していれば5ドル割引
  (c) SeniorのEntry feeは15ドル
 以上の3つの情報から、彼女が支払うのは15-5=10ドルとなり、①が正解となる。
問3 ④
 ①「申し込み料と参加料を現金で支払う」
 →PAYMENTの1つ目のところに「オンラインでクレジットカードでの支払いのみ」とあるので×。
 ②「全ての質問は電話で行わねばならない」
 →最下部に「お問い合わせはメールで」とあるので×。
 ③「申し込みが受け入れられたかどうか確認するにはオンラインでチェックしなければならない」
 →SELECTIONの2つ目に「応募者は10月半ばに受け入れか拒否かの手紙を受け取ることになる」とあるので×。
 ④「レースを終えるのに8時間の持ち時間がある」
 →RACE DAYの2つ目に「スタートは8時で、フィニッシュは16時」とあるので、これが正解。
 
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第5問
〈講評〉例年通り、イラストを用いた読解問題。今年はスペイン人画家のSalvadorが書いた日記と、その孫である日本生まれのChitoseがSalvadorに対して書いた手紙を読み、設問に答えるものだった。2013年度はイラストを並べ替える問題であったが、2014年度は2012年度までと同様に、イラストを1枚選択する問題になった。

問1 ①
→Salvadorの6文目(When she paints a person, ...)の「彼女が人物を描くとき、現実の人物ではなく理想化されたイメージを描くことがあまりにも多い」という内容から、①の「物事をあるがままに評価する」が入る。
問2 ③
→「最後のレッスンでChitoseが肖像画を受け入れなかったのは、彼女が何を信じていたためか」という問いで、Chitoseの第1パラグラフ第2文(In our last lesson, ...)の内容(ChitoseがSalvadorに耳を傾けなかったのは、SalvadorがChitoseをまだ子どもだとみなしていたと思ったから)をもとに解く。よって、③の「祖父が彼女を大人として尊重していなかった」が正解。
問3 ②
→各選択肢の根拠は以下の通り。
 ①「ChitoseはSalvadorが描いた肖像画を自分の両親にあげた。」
 →Chitose第1パラグラフ最終文(I was so hurt ...)では「とても傷ついたので、祖父からの贈り物を受け取らずに出て行った」とあるだけで、両親にあげたとは書かれていない。
 ②「Chitoseは新しい肖像画を描いてから手紙を書いた。」
 →Chitoseの最終パラグラフ第1文(I've painted a portrait ...)の内容に合致している。
 ③「SalvadorがChitoseの肖像画を描くのに2年かかった。」
 →Salvadorの第2パラグラフ第2文(I had done the portrait ...)に「私がその肖像画を完成させたのは、Chitoseが自分のスタイルを変える2、3ヶ月前のことであり、私が2年間教えた高校生を表していると思う」とあるが、「肖像画に2年かかった」とは書かれていない。
 ④「SalvadorはChitoseが外見を変えた後にその肖像画を描いた」
 →Salvadorの第2パラグラフ第2文(I had done the portrait ...)に「私がその肖像画を完成させたのは、Chitoseが自分のスタイルを変える2、3ヶ月前のことであった」とあるので×。
問4 ②
→「Chitoseの美術がよくなった理由として最も考えられるものはどれか」という問い。Chitoseの第2パラグラフ第7文(Until then, I'd been ...)の内容(美術の授業で苦しんでいたけれど、自分の弱点に気付いてからは再び学び始め、上達した)と、Chitoseの第3パラグラフ第3文(What you taught ...)と第4文(I should paint ....)の内容から、ChitoseがSlalvadorの意見に耳を傾けた結果だと考えられる。よって、②の「再び他者の考えに対して心を開き始めた」が正解。

問5 ①
→Chitoseの最終パラグラフ(I've painted ...)の内容と、Salvadorの最終パラグラフの内容を合わせて解く。
 (a) Chitose最終パラグラフ第3文(As you can see, ...)から「Salvadorが描いたように自分を描いた」とあるので、Salvador最終パラグラフの第3文(When I painted it, ...)と第4文(She was not wearing ...)の内容をもとに、Chitoseが「天然の巻き毛」で「アクセサリーを身に着けていない」ものを探す(この時点で①が確定する)。
 (b) さらに、Chitose最終パラグラフの第5文(Your wrinkles ...)から第7文(Your bent back ...)の内容をもとに、Salvadorの特徴として「しわがあり」「杖を持っていて」「腰が曲がっている」ものを探す。

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第6問
〈講評〉第6問は例年通りの出題で、A問題が段落毎の内容一致文選択問題、B問題は段落毎の主題を選択する問題であった。英文のテーマは「オーディオ機器の進化と音楽を聴くことの意味」というもので、「文系・理系を問わず、高校生の常識の範囲内で読めるもので、特定の選択科目と無関係なもの」という点では特に問題のない出題だと言える(もっとも、オーディオ関連に興味のある受験生にとっては有利だった、という意見もあるかもしれないが、それはどんなテーマであっても同じようなことが起こりうる)。

A問題
問1 ④
→パラグラフ(1)第3文(A few years later, ...)の内容から、④の「音をより現実に忠実に再現する」が正解。
問2 ①
→パラグラフ(3)の第4文(Ideally, if we listen ...)の内容(理想的には、目を閉じて録音したシンフォニーを聴いたら、まるでコンサートホールにいるかのように感じる)から、①の「生のコンサートの音質をほぼ再現する」が正解。
問3 ①
→audiophilesとは、パラグラフ(4)の第3文から「高い忠実性を最優先に考える音楽ファン」のことだとわかる。よって、①の「音楽再生の質を深く気にする人」が正解。
問4 ③
→パラグラフ(5)の第4文(In another case, ...)に「audiophilesは最高水準の忠実性を達成するのに自分たちの部品の組み合わせを試したり調整するのにかなりの量の時間とエネルギーを費やすかもしれない」と書かれているので、③の「ハイファイシステムを設定するのに多大な労力がかかる恐れがある」が正解。②の「ポータブルオーディオシステムはバックグラウンドノイズを生み出す傾向がある」を選んだ受験生もいるかもしれないが、パラグラフ(5)の第3文(In these settings, ...)には「こうした状況(=第2文に書かれていた、何か別のことをしながら音楽を聴く状況)では、音楽はバックグラウンドノイズの中で部分的に失われてしまい、聴く人が音楽に集中できなくなる」と書かれているだけで、ポータブルオーディオシステム自体がバックグラウンドノイズを生み出す傾向を持っているわけではないので、誤りである。
問5 ③
→パラグラフ(6)の第1文(With so technology ...)で筆者は「それほど多くの技術が利用できるので、実際に音楽を聴くことが二次的な事柄のように感じられることがる」と指摘し、第2文(We are lucky ...)でも「自分達の関心が他のところに注がれていると、音楽の力を見失う」と述べている。また、第4文(Music is an amazing and ...)では「おそらくもっとも重要なことは、座って自分たちが聴いているものを鑑賞することだ」とも述べている。このことから、この段落の主題として適切なものは、③の「音楽は、技術と関係なく、第一に考えるべきことである」だと考えられる。

B問題
[52] ①
→パラグラフ(2)では、カーラジオ、ポータブルオーディオ機器、デジタルプレイヤーズといった具体例を用いて、音楽をさまざまな場所で聴くことが可能になったことが述べられている。よって、①の「音楽を聴く利便性の発展」が入る。
[53] ④
→パラグラフ(4)の第1文に「消費者は、驚くほど多様なオーディオ技術に直面する」とあるので、④の「販売されているオーディオ製品の多様な選択肢」が入る。
[54] ②
→パラグラフ(5)の第1文に「機器を購入した後でも、オーディオ技術の進歩は、消費者の関心を音楽そのものからそらし続けてしまうことが時としてある」と書かれているので、②の「音楽を聴く人々の注目についての懸念」が入る。
[55] ③
→A問題問5の解説にもある通り、このパラグラフは③の「音楽に完全に集中することの価値」が主題である。

なお、この英文は「オーヲタ」(オーディオヲタク)の怒りを買った模様(;´・ω・)
http://audiokun.doorblog.jp/archives/36503085.html

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