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2013/08/16

What do they intend to do?

今日からは能開予備校岡山校にて夏期講習会。

初日はいつもバタバタしているが、今日も例のごとくバタバタで、あっという間に終わってしまった…。
(´Д`)

明日の授業の準備をしがてらネットでニュースをチェックしていたら、こんな記事があった。ともに原爆関連の記事だ。

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イスラエル高官、原爆式典「うんざり」書き込み

【エルサレム=井上亜希子】広島、長崎への原爆投下について、イスラエル政府の高官が自らのフェイスブックに「日本の侵略の当然の結果だ。(平和祈念式典は)独り善がりで、うんざりしている」などと書き込み、現地の日本大使館がイスラエル外務省に抗議していたことが、15日分かった。

 この高官は、広報・離散民省幹部のダニエル・シーマン氏。8日に書き込みを行ったとみられている。地元紙ハアレツなどによると、同氏は近く、首相府のインターネット広報部門の責任者に就任する予定だったが、14日から停職処分になっている。

 同氏は「日本が追悼すべきなのは、中国や韓国の侵略犠牲者だ」とも書き込んだ。書き込みは、すでに削除されている。首相府の広報部門は、「(書き込みの内容は)受け入れがたいものであり、政府の立場を表したものではない」としている。

(2013年8月16日20時50分 読売新聞)
( http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130816-OYT1T00950.htm?from=main3 )
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「はだしのゲン」子どもの閲覧を制限する市教委

 漫画家・中沢啓治さんの代表作「はだしのゲン」の描写が過激だとして、松江市教委が、子どもが閲覧する際は教員の許可が必要な「閉架」にするよう全市立小中学校(49校)に要請していたことがわかった。

 文部科学省は「こうした例は聞いたことがない」としている。

 市教委によると、昨年度で39校が図書室に所蔵。作品には、旧日本軍が人の首をはねたり、女性に乱暴したりする場面があることから、市民から撤去を求める声が上がり、市教委が昨年12月、全校に要請した。

 古川康徳・副教育長は「立派な作品だが、表現が教育上、不適切。平和学習に使う場合は教員が解説を加えるべきだ」としている。

 出版社「汐文社」(東京都)の政門一芳社長は「一場面を取り上げて過激だとせず、本質を見てほしい。天国の中沢さんも悲しんでいるはず」と話している。

(2013年8月16日20時41分 読売新聞)
( http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130816-OYT1T00913.htm?from=main4 )
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最初の記事に関しては、〈首相府の広報部門は、「(書き込みの内容は)受け入れがたいものであり、政府の立場を表したものではない」としている〉とあるが、そもそも原爆を開発したのは
〈ナチス・ドイツが先に核兵器を保有することを恐れた亡命ユダヤ人物理学者レオ・シラードらが、1939年、同じ亡命ユダヤ人のアインシュタインの署名を借りてルーズベルト大統領に信書を送ったことがアメリカ政府の核開発への動きをうながす最初のものとなった〉( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%B3%E8%A8%88%E7%94%BB )とされており、これ以外にもロバート・オッペンハイマーらユダヤ系の物理学者たちが加わっているのだから、彼らの立場からすれば「ドイツの同盟国たる日本に原爆を落としたのは当然だ」という思いが根底にあるのではないだろうか。

今回はインターネットという「バカ発見器」によって書き込みが表に出たわけだが、おそらくこう思っているユダヤ人も多いのではないだろうか。そうでなければ、政府高官になどそもそも選ばれてはいないであろうから。

今は亡き杉原千畝氏が彼の書き込みを目にしたらどう思ったであろうか…。

二番目の記事に関しては、先日も書いた「歴史外在的な批判」によるものだと言えよう。『はだしのゲン』は、確かに原爆への批判が中心であるが、そもそもその根底にあるのは「反戦の想い」であり、旧日本軍の残酷さ(あるいは、特高警察による拷問など)を描くこともいわば「戦争を遂行した愚かな国家」への戒めである。

「市民から撤去を求める声」とあるが、果たしていったい何人の市民から、どのような根拠で撤去を求められたというのか。そして、松江市教育委員会は『はだしのゲン』に通底する「反戦の想い」を読み取ることすらできていなかったのか…?

ふと思い出したことがある。ぼくが小学生のころ、『アサヒグラフ』だったか何かの写真雑誌でベトナム戦争についての特集が組まれていて、それが学校の図書館には普通に置かれていた。その中には実際の遺体の写真など生々しい写真もあり、中には興味本位で見ていた級友もいたが、戦争の悲惨さを幼心に植えつけられた。

反戦教育をするのであれば、残酷な描写を避けて通ることはできないであろう。もちろん、賛否両論あるかもしれないが、綺麗ごとでは済まされないのだから。

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