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2013/01/29

What made him decide to make a fool of himself?

岡山市の高谷(たかや)市長が、2月1日からの観光キャンペーンのための予告動画に出演し、話題となっている。

ぼくはTwitterで知ったのだが、以下のニュースのFacebookの「いいね」は23:30現在で3,365件、ツイート数も1,711件と伸びている。

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岡山市が「桃太郎市」に? 角生やした市長が架空会見

 鬼に取りつかれ、市長ご乱心? 岡山市は29日、高谷茂男市長が頭に鬼の角を生やした姿で現れ、岡山市を「桃太郎市」に改名し、キャッチフレーズも「おしい!桃太郎市」にすると発表する架空の記者会見の動画を、インターネット上の市の特設サイトで公開した。

 実際は今後の観光キャンペーンに注目を集めるための予告編で、詳細については「2月1日には真実が明らかになる」としている。

 動画では、2本の黄色い角を生やした高谷市長が架空の会見で改名を発表。「うどん県」改名の動画で人気を呼んだ香川県の観光プロモーションを思わせる“二番煎じ”な内容に、動画の中の記者たちも困惑気味。

( http://www.47news.jp/CN/201301/CN2013012901001274.html )
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山陽新聞では以下のように報じられている。

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岡山市が「桃太郎市」に!? 市長が架空会見

 鬼に取りつかれ、サプライズ発表!? 岡山市は29日、市ホームページ(HP)の特設サイトで、高谷茂男市長が鬼の角を生やした姿で現れ、市名を「桃太郎市」に改め、キャッチフレーズも「おしい!桃太郎市」と宣言する動画を公開した。

 岡山市の魅力をPRする本編動画の配信に先立ってインターネット上で注目を集めるための予告編。観光プロモーションで話題を呼んだ香川の「うどん県」、自虐的なキャッチフレーズでPRした「おしい!広島県」をあえてまねている。

 予告編は約50秒で、市長が架空の記者会見で改名を発表し、動画の中の記者がどよめく映像。最後は「2月1日、真実が明らかになる」と字幕を付け、種明かしまで視聴者をじらしている。

 午前10時に公開し、アクセス数は午後10時までで28万7千件を突破。岡山市広報課は「話題づくりのため、香川、広島両県を参考にさせてもらった。今後の展開にご期待ください」としている。

 広島県の湯崎英彦知事は29日の定例会見で、「二番煎じと言われるところを徹底してやるのがすごい。(連携を)希望されれば前向きに対応したい」と話した。この日、同県HPもアクセスが波及し、一時つながりにくくなった。

 特設サイトのURLはhttp://den-oka.jpで、岡山市HPからもアクセスできる。

( http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013012911584056 )
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早速、 http://den-oka.jp にアクセスしてみると、「ようこそ桃太郎市へ」と書かれたチープな造りの(失礼!)ホームページであった、

…が、既に296,932アクセスとなっていたので、話題作りには充分であったはずだ。

もっとも、左側の
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 桃太郎市のプロフィール
 桃太郎市の名所名跡
 桃太郎市の特産物
 桃太郎市の産業
 髙谷市長へ100の質問
 スペシャルムービー
 桃太郎市掲示板
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といったリンクは全て工事中で拍子抜けした。どうせやるならそこも徹底しておかねばならないのではないだろうか。問題の動画は http://youtu.be/lxnyIwORnJU だが、これもまた何となく手作り感満載で、なんだか物悲しくなってくるw

アクセス数や某掲示板での反応( http://hamusoku.com/archives/7707211.html )を見ると話題作りには大成功したと言えよう。

ただ、山陽新聞の報道にあるように〈観光プロモーションで話題を呼んだ香川の「うどん県」、自虐的なキャッチフレーズでPRした「おしい!広島県」をあえてまねている〉のだが、これは残念だと言わざるを得ない。

確かに、岡山県は近畿・広島・香川に囲まれて、谷間となってはいる。地味でもある。名物は?と問われると「吉備団子・ママカリ・桃・マスカット・桃太郎」としか答えられない(実際には他にもっとあるが、説明抜きですぐ伝わるものと言えばこれぐらいしかない)。

だが、いくらなんでも、わざわざ香川や広島のキャンペーンを援用(というよりパクリ)してまで話題作りをしなくてもいいではないか、と思うのだ。広島や香川に引け目を感じている様子がありありとうかがえてしまい、岡山市民としてはとても悲しくなってしまう。

山陽新聞には〈広島県の湯崎英彦知事は29日の定例会見で、「二番煎じと言われるところを徹底してやるのがすごい。(連携を)希望されれば前向きに対応したい」と話した〉とあるが、これは優位な立場に立っている者の余裕、王者の風格(?)であり、その意味でも岡山市は初めから負けを認めていることになる。

市長が鬼の格好をしようが、岡山市を「桃太郎市」と改名するというネタを使おうがかまわない。ただ、いくら話題作りの前フリとはいえ、他の県のプロモーションをパクった時点で、どれだけ岡山市に素晴らしいものがあったとしても、香川・広島両県にはかなわないのだ、ということを無意識に伝えてしまっているのだということを忘れてはならない。そして、他の県のネタをパロディーとしたことで、その県に対して失礼なことをしたのだ、ということにも留意せねばならない。

2月1日には「真実が明らかになる」そうなので、とりあえずそれを待ってみたいとは思うが、そこで発表されるものがこの予告編のインパクトにも満たなければ惨めな結果になる。

さて、どうなるか。

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