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2013/01/31

How can I help them?

2月7日に創志学園高校で行われる「岡山県高等学校教育研究会英語部会私学部門研究協議会」の講演に必要な資料やレジュメを作成し、昨日、高校に持参した。ただ、話す内容についてはまだ若干の調整も必要で、あれこれ考えあぐねている。

これまで様々な人を対象に講演をしてきたが、高校の教員、それも英語の教員を対象に話すのは初めての経験となる。彼らは何を聞きたがるのであろうか。

ぼくにできるのは、予備校の講師が、高校で文科省の検定教科書を用いて授業をするときにどのような工夫をしているのか、ということにすぎない。それも、いま、じぶんが受け持っている(および、これまで受け持ってきた)クラスでの経験をもとに話すしかない。

予備校の講師が高校の教師に対し、授業について話をする場合、どうしても「予備校流の教え方」を押し付けたり、ひどい場合になると、高校の英語教育への批判となってしまう恐れがある。だが、それはぼくの本意ではない。

確かに、若いころは「高校の授業がいい加減だから、生徒さんは予備校や塾に来て『わかりやすい』と言うのだ」という想い(というか、思い上がり)もあった。だが、この十数年の間に状況は大きく変わり、予備校や塾の教育原理が公教育の現場に浸透するようになった。現に、ぼくじしんがこうして高校で教壇に立っているわけで、「高校の授業がいい加減だ」という批判は成り立たなくなってきた。

ただ、高校での英語教育が、そもそも構造的な問題を抱えていることも否定はできない。

そもそも、高校での英語教育は、建前としては大学受験を目標としたものではない。つまり、本来、大学受験英語は「サブカルチャー」であるはずであった。だが、本音としては、大学受験英語が「メインカルチャー」となっている(このあたり、ロースクールの在り方の問題とよく似ている)。言い換えれば、受験英語以外の英語教育とはいったい何であるのかがはっきりしない、ということだ。

まあ、そこまでややこしい話をするつもりは無いけれど、そうしたあれやこれやの複雑な想いを持ちつつ、どうすればじぶんの報告が少しでも役に立てるかを考えてみたいと思う。

2013/01/30

You should be as busy as a bee to overcome your sorrow.

入試の英文は、じつにさまざまな出典から出題されている。

その中の一つ、2009年度に下関市立大学経済学部(中期日程)で出題された英文は、Dale Carnegieの"How to Stop Worrying and Start Living"。

筆者のDale Carnegie(1888年11月24日 - 1955年11月1日)は、アメリカの実業家で、ビジネスセミナーの講師でもあり、数々の自己啓発書で有名な人物だ。(※ちなみに、カーネギーホールを建造したのはAndrew Carnegie。彼もアメリカの実業家。)

この下関市立大学で出題されたのはその著書の一つ、"How to Stop Worrying and Start Living"(邦題『道は開ける』)の一節で、悩みへの対処法について書かれている。

この中では、教え子の一人・Marion J. Douglas(仮名)が二人の子どもの死の悲しみにもとづく無気力状態をどう乗り越えたのかが書かれている。

それによると、Douglasのもう一人の子どもが模型の船を作ってくれとしつこくせがんできたので、3時間ほどかけてそれに取り組んでいたところ、その間は数か月ぶりに心が穏やかに落ち着くことができたという。

Douglasは言う。

"I realized that it is difficult to worry while you are busy doing something that requires planning and thinking."

(計画や思考を必要とすることに忙しく取り組んでいる間は、心配をしづらくなることに気付いた。)

そして、とにかく自分を忙しく保とうと決意した。

これについて著者のCarnegieは、"it is utterly impossible for any human mind, no matter how brilliant, to think of more than one thing at any given time"
(どんなに聡明でも、人間の心は、所与の時間に2つ以上のことを考えることは全くできない)という心の原理を用いて説明している。

漢字では「忙」という字は「心を亡くす」と書くが、否定的な思考に囚われている時には、とにかく心を亡くしてしまえば良い。悩む暇もないほど、心を亡くしてしまえば良いのだ。

もちろん、悲しみや悩みや苦しみの原因が根本的に解決するわけではない。一時しのぎの対症療法に過ぎないかもしれない。

このDouglasのように、大切な人を喪った悲しみは、どんなに手を尽くしても完全に癒せるものではない。ぼくじしん、5年半前に最愛の祖母を喪った悲しみは癒えていないし、何をしたからといって癒えるものではないことはわかっている。

しかし、忙しい毎日に追われている間に、悲しみの感情が少しずつ諦めへと変わり、悲しみを徐々に受け入れられるようになったのも確かである。

忙しく、「心を亡くす」こと。

否定的にとらえられることも多いけれど、ひょっとしたら、じつはこれが最も健康的な悲しみの乗り越え方なのかもしれない。

2013/01/29

What made him decide to make a fool of himself?

岡山市の高谷(たかや)市長が、2月1日からの観光キャンペーンのための予告動画に出演し、話題となっている。

ぼくはTwitterで知ったのだが、以下のニュースのFacebookの「いいね」は23:30現在で3,365件、ツイート数も1,711件と伸びている。

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岡山市が「桃太郎市」に? 角生やした市長が架空会見

 鬼に取りつかれ、市長ご乱心? 岡山市は29日、高谷茂男市長が頭に鬼の角を生やした姿で現れ、岡山市を「桃太郎市」に改名し、キャッチフレーズも「おしい!桃太郎市」にすると発表する架空の記者会見の動画を、インターネット上の市の特設サイトで公開した。

 実際は今後の観光キャンペーンに注目を集めるための予告編で、詳細については「2月1日には真実が明らかになる」としている。

 動画では、2本の黄色い角を生やした高谷市長が架空の会見で改名を発表。「うどん県」改名の動画で人気を呼んだ香川県の観光プロモーションを思わせる“二番煎じ”な内容に、動画の中の記者たちも困惑気味。

( http://www.47news.jp/CN/201301/CN2013012901001274.html )
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山陽新聞では以下のように報じられている。

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岡山市が「桃太郎市」に!? 市長が架空会見

 鬼に取りつかれ、サプライズ発表!? 岡山市は29日、市ホームページ(HP)の特設サイトで、高谷茂男市長が鬼の角を生やした姿で現れ、市名を「桃太郎市」に改め、キャッチフレーズも「おしい!桃太郎市」と宣言する動画を公開した。

 岡山市の魅力をPRする本編動画の配信に先立ってインターネット上で注目を集めるための予告編。観光プロモーションで話題を呼んだ香川の「うどん県」、自虐的なキャッチフレーズでPRした「おしい!広島県」をあえてまねている。

 予告編は約50秒で、市長が架空の記者会見で改名を発表し、動画の中の記者がどよめく映像。最後は「2月1日、真実が明らかになる」と字幕を付け、種明かしまで視聴者をじらしている。

 午前10時に公開し、アクセス数は午後10時までで28万7千件を突破。岡山市広報課は「話題づくりのため、香川、広島両県を参考にさせてもらった。今後の展開にご期待ください」としている。

 広島県の湯崎英彦知事は29日の定例会見で、「二番煎じと言われるところを徹底してやるのがすごい。(連携を)希望されれば前向きに対応したい」と話した。この日、同県HPもアクセスが波及し、一時つながりにくくなった。

 特設サイトのURLはhttp://den-oka.jpで、岡山市HPからもアクセスできる。

( http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013012911584056 )
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早速、 http://den-oka.jp にアクセスしてみると、「ようこそ桃太郎市へ」と書かれたチープな造りの(失礼!)ホームページであった、

…が、既に296,932アクセスとなっていたので、話題作りには充分であったはずだ。

もっとも、左側の
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 桃太郎市のプロフィール
 桃太郎市の名所名跡
 桃太郎市の特産物
 桃太郎市の産業
 髙谷市長へ100の質問
 スペシャルムービー
 桃太郎市掲示板
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といったリンクは全て工事中で拍子抜けした。どうせやるならそこも徹底しておかねばならないのではないだろうか。問題の動画は http://youtu.be/lxnyIwORnJU だが、これもまた何となく手作り感満載で、なんだか物悲しくなってくるw

アクセス数や某掲示板での反応( http://hamusoku.com/archives/7707211.html )を見ると話題作りには大成功したと言えよう。

ただ、山陽新聞の報道にあるように〈観光プロモーションで話題を呼んだ香川の「うどん県」、自虐的なキャッチフレーズでPRした「おしい!広島県」をあえてまねている〉のだが、これは残念だと言わざるを得ない。

確かに、岡山県は近畿・広島・香川に囲まれて、谷間となってはいる。地味でもある。名物は?と問われると「吉備団子・ママカリ・桃・マスカット・桃太郎」としか答えられない(実際には他にもっとあるが、説明抜きですぐ伝わるものと言えばこれぐらいしかない)。

だが、いくらなんでも、わざわざ香川や広島のキャンペーンを援用(というよりパクリ)してまで話題作りをしなくてもいいではないか、と思うのだ。広島や香川に引け目を感じている様子がありありとうかがえてしまい、岡山市民としてはとても悲しくなってしまう。

山陽新聞には〈広島県の湯崎英彦知事は29日の定例会見で、「二番煎じと言われるところを徹底してやるのがすごい。(連携を)希望されれば前向きに対応したい」と話した〉とあるが、これは優位な立場に立っている者の余裕、王者の風格(?)であり、その意味でも岡山市は初めから負けを認めていることになる。

市長が鬼の格好をしようが、岡山市を「桃太郎市」と改名するというネタを使おうがかまわない。ただ、いくら話題作りの前フリとはいえ、他の県のプロモーションをパクった時点で、どれだけ岡山市に素晴らしいものがあったとしても、香川・広島両県にはかなわないのだ、ということを無意識に伝えてしまっているのだということを忘れてはならない。そして、他の県のネタをパロディーとしたことで、その県に対して失礼なことをしたのだ、ということにも留意せねばならない。

2月1日には「真実が明らかになる」そうなので、とりあえずそれを待ってみたいとは思うが、そこで発表されるものがこの予告編のインパクトにも満たなければ惨めな結果になる。

さて、どうなるか。

2013/01/28

I'm going around in circles...

I'm going around in circles...
I'm going around in circles...
I'm going around in circles...
今日は夕方からSESのレギュラー授業のために倉敷へ。

いつもは車通勤だが、夜、岡山で飲み会の約束があり、諸々を考慮した結果、電車で移動することにした。

ふと思い立って、携帯の万歩計をチェックすると…

!Σ( ̄□ ̄;)


先週の月曜日の5倍以上も歩いている!!
( ̄□||||!!


…てか、先週の月曜日の「664歩」ってどんだけwww
( ̄▽ ̄;)


ぼくの場合「痩せるために歩く」のはたしかに必要だが、その前に「歩くために痩せる」ことが必要だwww
(;´д`)

堂々巡り…
(/´△`\)アチャー

2013/01/27

Oh, how do you happen to know me?

先日、飲みに行った帰りのこと。

タクシーに乗ったが、たまたま財布の中に1万円札しかなかったので、クレジット・カードで支払うことにした。

家の近くに着き、運転手さんにカードを渡して精算してもらったとき、その運転手さんがカードの裏側に書いてあるぼくの名前をじっと見ている。

ふだん、カードで支払うときにはそんなことはなかったので、「なんだろう…偽造とか盗難に警戒しているのかな…俺、そんなに怪しく見えるのかな…(;´Д`)」と思ったが、彼はカードをぼくに手渡しながらこう言った。

「あの…山添さんって…英語の先生ですか?」

え!?
(;゚Д゚)!


「あ…はい…そうです…」

彼の年齢はおそらく三十前後。ひょっとしたら昔の生徒さんかもしれないと思って名前を確認したが、覚えがない(もちろん、これまでに多くの生徒さんがいたのだから、覚えていなくても不思議はないのだが、その人の名前は割と特徴的だったので、過去に見ていたら絶対に覚えているはずだと思った)。

すると、次の瞬間、彼はこう言った。


「See Ya!…のZOTCHIさん…ですよね…」


工エエェェ(´д`)ェェエエ工


「な…なぜそんなことをご存知で!?」


「あのー、ぼく、●●●●の夫です…」


聞けば、よくライブに来てくださっているお客さんの旦那さんだったwww
(´▽`*)アハハ


ま、そんなこともあるのね。
(;´∀`)


というわけで、お互いひと安心www
ε-(´∀`*)ホッ


今日は半日、ネットカフェにこもってあれこれ原稿書き。
..._φ(゚∀゚ )アヒャ

明日〆切の某社の原稿と、2月7日に創志学園高校で行われる「岡山県高等学校教育研究協議会英語部門私学部会」でなぜかぼくが講演することになり、その草稿づくり。60分の予定だが、原稿用紙21枚ほど一気に書き上げた。
(*´д`;)…ハァ

実はまだネットカフェにいるんだがw

ぼちぼち切り上げるとするか…。
(m´・ω・`)m

2013/01/26

Are we so determined?

昨日の朝は、広島のホテルで7時に起床。起きてテレビをつけると、ほぼ全てのチャンネルでアルジェリアから帰国してきた日本人の人質の様子を生中継で報じていた。

そして昨日は河合塾広島校で1コマだけ授業。久しぶりに顔を見る広島校の生徒さんたち。出席カードに「久しぶりに山添先生の授業を受けられて元気が出ました」と書いてくださった生徒さんがいた。こんなぼくでも役に立てるのであるから、こんなに嬉しいことはない。

一昨日読んだ『人間仮免中』も授業の途中で少し紹介した。「大学に入ってから是非読みます!」という生徒さんが何人かいた。

生きているだけでいい。生き様なんて二の次だ。たしか、『人間仮免中』のなかで卯月さんの内縁の夫・ボビーさんがそんなことを言っていた。

授業のあと、岡山に戻る前に行きつけのお好み焼き屋で昼食をとった。ちょうど昼のニュースが流れていた。そのなかで日本政府の誰か(官房長官だったかもしれない)が「テロ活動に対して断固たる戦いを」と生命を発していた。だが、それはすなわち、イスラム教原理主義者を敵に回すという意味でもある。果たして、ぼくらにそれほどの覚悟があるのだろうか。

夜のニュースでは、人質となって助かったフィリピン人のインタビューが流された。どうやら、テロリストと人質が一緒に移動していた車をアルジェリア軍がミサイルで爆破したらしい。

じぶんたちの主義・信条を主張するためにテロリストがとった行動は決して許されるものではない。卑劣な犯罪であり、かえってイスラム教に対する誤解や反感や嫌悪感を産み出しかねない。特に今回は明確に日本人が標的にされたのだから。だが、人質もろともミサイルで車を吹き飛ばしたアルジェリア軍のやり方も断じて許されるものではない。

果たして、今後、日本政府はアルジェリア政府に対してどう対応するのであろうか。たしかに原因を作ったテロリストたちがいちばん非難されるべきではあるが、生き残ったフィリピン人の発言が正しければ、実際に手を下したのはアルジェリア軍に他ならないのだ。

そして、ぼくたちも、イスラム教原理主義者やアルジェリアを敵に回す覚悟ができているのだろうか…。

2013/01/25

An encounter with a moving comic book.

An encounter with a moving comic book.
既に日付が変わってしまったが、今日(24日)も朝から創志学園高校で授業。ゆうべは今日〆切の原稿と4時近くまで格闘し、寝たのが5時頃。起きたのは8時頃なので、睡眠時間は3時間ほど。QPコーワゴールドで誤魔化しながら授業に臨む。

授業のあとは原稿の続きを喫茶店で書いてメールで送信。とりあえず〆切には間に合った。

その後、福山に移動して能開予備校福山校で授業。終わってから広島に移動。

岡山駅の書店で、卯月妙子さんの自伝漫画・『人間仮免中』(イースト・プレス)を購入して、移動の車内で読んだ。

「卯月妙子」という名前に聞き覚えのある人もいるはずだ。彼女は元AV女優。しかも、スカトロなどマニアックな作品で有名であった。ぼくは彼女の作品を観たことはないのだが(たぶんw)、タイトルだけは聞いたことがあるし、いまでも覚えている。

というのは、『ウンゲロミミズ』というあまりにも壮絶なタイトルであったからだ。

また、井浦秀夫さんの漫画『AV女優列伝』でも取り上げられていたので、その漫画で彼女のことをご存知の方もおられるであろう。

当然ながら、一般社会(何をもって{一般」と呼ぶべきかは一先ず棚上げにして
)からも、また、AVの世界のなかでも「異端」である。AVのような世界に対して嫌悪感を示す人は、なおさら彼女のような存在には白い目を向けるであろう。だが、むしろ、そんな「良識人」にこそこの漫画を読んで欲しい、と思うのだ。

巻末にある彼女の経歴は以下の通り。

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1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働く。排泄物や嘔吐物、ミミズを食べるなどの過激なAVに出演。カルト的人気を得る。その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、自傷行為、殺人欲求等の症状のため入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける。さらに(中略)漫画家としても活躍。2004年、新宿のストリップ劇場の舞台上で喉を切り自殺を図ったことでも話題に。
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この経歴を見れば、「良識を持っている(と思い込んでいる)普通の人々」は目を背けたくなるであろう。だが、ここに描かれている彼女の姿は、心の病に苦しむ一人の女性の、包み隠さぬありのままの姿である。

人よりも「若干」欲望に忠実で、人よりも「少々」極端で、人よりも「多少」感情の抑えが効かない、ということを除けば、彼女は普通の人なのだ、と思う。

幻聴や幻覚や妄想にさいなまれ、電車の吊り広告がすべてじぶんの悪口を書いているように見える。やがて頭のなかで「殺せ殺せ殺せ」という声が響いてくる。急いで薬を飲むが、なかなか効かないため、持っていたボールペンで腕に傷をつけて理性を保つ。

こうやって彼女は、まるで巫女のように「あちら側」の世界と「こちら側」の世界の狭間を漂って、行ったり来たりしている(もちろん、彼女にとってはどちら側も「現実」である)。それをこの漫画で生々しく伝えている。

そして、「こちら側」には「ボビーさん」と呼んでいる25歳年上の内縁の夫や、じぶんの両親、そして自殺した夫との間にできた子どもがいる。

この漫画は、「ボビーさん」との出会いから始まり、ある日突然、歩道橋から飛び降りて顔面を複雑骨折し、幻聴や幻覚に襲われながらの入院生活を経て、現在に至るまでを描いている。

いろいろと考えさせられる一冊。

是非、ご一読を。

2013/01/23

There's no room for stopping to look back!!

今日は朝から創志学園高校の授業。いつもなら45分×4コマだけだが、昨日の授業が学校行事の関係で今日の5・6時間目に振り替えとなったため、45分×6コマ。

授業そのものは全く苦にならないのだが、階段での移動が堪える…(;´д`)

もっともこれはぼくだけでなく他の先生も同じで、ある非常勤の先生と「階段、辛いですよね…」と話しながら移動した。

その後、夕方から能開予備校岡山校で高校3年生の授業。

センター試験の余波がまだ残っている様子ではあったが、もう来週からは二次の出願も始まる。それまでに志望校の過去問題を解いて感触を掴んでおかねばならない。立ち止まっている暇など無いのだ。

ぼくはこれから明日の授業の準備と、明日〆切の原稿。こちらも、立ち止まっている暇は無い。

明日も朝から高校の授業。そのあとは能開予備校福山校で授業。終わってから広島に移動し、金曜日は河合塾広島校で朝1コマの授業だ。

2013/01/22

A report on the play...(1)

先日、ぼくが出させてもらった芝居は、江戸時代を舞台としたの任侠物『喧嘩屋五郎兵衛(けんかや・ごろべえ)』という。大衆演劇ではかなりポピュラーな物語で、ぼくもたまたま他の劇団で上演しているのを観たことがある。

あらすじは以下の通り。

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『喧嘩屋五郎兵衛』

▼あらすじ
幼い頃に不慮の事故で顔に大火傷を負い、醜い火傷の痕が残ってしまった五郎兵衛。彼は辺り一帯を仕切るやくざの親分となった。

ある日、五郎兵衛の元に出入りの八百屋・藤助が縁談の話を持ち込んでくる。相手はとある大店の美しい娘で、少し前の花見の席で酔っぱらいに絡まれていたところ、五郎兵衛が遣わした旅人の伊之助に救われたのがきっかけで、五郎兵衛に惚れたという。

早速、その夜に仮祝言を挙げることとなり、結納金の仕度もさせた五郎兵衛だが、自分のような醜い男に惚れるはずはないと半信半疑でもあった。そんな五郎兵衛に対し、藤助は、その首を賭けても良いとまで言い張る。

帰宅した藤助が妻と縁談相手の娘に子細を話していると、旅人の伊之助が結納金を届けに来る。だがそこで、娘が惚れたのは旅人の伊之助であって、五郎兵衛ではないということが判明する。それを聞いて驚き、困惑する藤助。どうするべきかわからないまま、結局、やけ酒を煽り、酒の力を借りて五郎兵衛の屋敷に向かう。

実は間違いだった、そもそもお前のような醜い顔をしたやくざもののもとになど嫁ぐはずがないのだ、と酔った勢いで五郎兵衛に悪態をつく藤助。既に屋敷には祝言のために各地から親分衆が集まっている。やくざとして面子を潰されることを恐れる五郎兵衛は藤助に土下座し、せめて一晩だけでも、かたちだけでも祝言をあげさせてくれ、と懇願する。だが、その要求を突っぱねる藤助に対し、怒った五郎兵衛はとうとう刀を抜く。

その騒ぎを聞き付けてやって来たのが五郎兵衛の兄・朝比奈藤兵衛であった。藤兵衛は五郎兵衛と藤助を諌め、結納金だった金を手切れ金として藤助に渡して解き放つ。

そもそも五郎兵衛の顔の火傷は、幼い頃に兄弟で相撲を取っていたとき、藤兵衛に投げ飛ばされて囲炉裏に顔から落ちたことが原因であり、それがもとで五郎兵衛がやさぐれたことから、藤兵衛は五郎兵衛に対して強い負い目を感じている。

あとのことは任せておけ、と言い残し、祝言の支度の整った部屋に五郎兵衛を残して親分衆の元に向かう藤兵衛。

五郎兵衛は、祝言で飲むはずであった祝いの酒を大杯に並々と注いで飲み干す。だが、酒杯に映る自分の醜い顔を見ていたたまれなくなる。

酔った勢いもあり、恨みを晴らしに出掛ける五郎兵衛。まず、八百屋の藤助を斬り、次に藤助の妻と縁談の相手であった大店の娘を斬る。そして最後に、旅人の伊之助を斬りに行く。

伊之助と刀を交えているところに、藤兵衛が駆けつけて止めるが、五郎兵衛は納得しない。結局、決闘することとなり、藤兵衛が見届け人となる。藤兵衛が双方の刀を改めるとき、五郎兵衛の刀の目釘に細工をし、刀を降り下ろせないようにした。

細工されたことに気づいた五郎兵衛は、何とか伊之助を倒したものの、同時にその細工によって兄の真意を知る。それは「死を以て償え」というメッセージであった。既に堅気の人間を三人も殺めている以上、死罪は免れられない。仮に細工に気付かず伊之助に斬られればそれで終わる。

兄の真意を受け止め、自分にはもう進むべき道がないと悟った五郎兵衛は、自らの腹に刀を突き刺し、自害する。

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人違いで糠喜びさせられて面子を潰されたやくざが、逆恨みして人を殺し、自分も自害するという、何とも救いようのない悲劇である。

ぼくが演じたのは、五郎兵衛の子分・玉吉(笑)。台詞は以下の通り。

1.冒頭で、玄関先に訪ねてきた八百屋の藤助に対して。
「へい!どちらさんで…。なんや、八百藤やないか。おめえ、親分から言われとるやろうが!用事があるんやったら裏口に回れって!」

2.「親分に大事な話がありますさかい」と藤助に言われて。
「しゃーないのう…親分!!親分!!」

3.五郎兵衛とのやりとり。
「へい、八百藤のヤツが来とりますさかい。」

4.五郎兵衛から、八百屋は裏口に回れといってあるだろう、と叱責されて。
「へい、あっしもそう言うたんですが、何でも、親分に大事な話がある言うてまして…」

5.五郎兵衛から花見に行ったか、と問われて。
「へい、いまから七日前に行っとりやす。」

6.五郎兵衛からどんな様子だったかと問われて。
「旅人の伊之助に、酔っぱらいに絡まれとる娘さんを助けに行かしておりやす。」

7.縁談の話に喜ぶ五郎兵衛に。
「親分!おめでとうごぜえやす!」

8.旅人の伊之助の居場所を問われて。
「奥の旅人部屋で休んどりやす。」

9.旅人を呼んでこい、と言われて。
「旅人!旅人!親分が玄関で呼んでおりやす、来ておくんなはれ。」

10.伊之助にことづける結納金の仕度を催促されて。
「へい!ただいま!!持ってめえりやす!」

11.第一幕の最後、五郎兵衛の決め台詞に対して。
「おめでとうございます!!」

12.酔って「五郎兵衛を出せ」と悪態をつく藤助に対して。
「てめえ…いくら酔っぱらってるからってなあ、親分のことを五郎兵衛と呼び捨てにしやがったな!」

13.「五郎兵衛を五郎兵衛と読んで何が悪い」と開き直る藤助に対して。
「なんやとこらぁ!!承知せんぞ!!しばきたおしたろか!!」

14.騒ぎを聞き付けてやって来た五郎兵衛から何事だと問われて。
「へえ、藤介の野郎が、親分のことを五郎兵衛と呼び捨てにしやがったんで…あっしはもう、腹が立って…」

…と、当初はこの辺りまでであった。

だが、前日の稽古で…

15.五郎兵衛に刀を渡したあとのやりとり。
玉吉「親分!!いったいどちらへ?」
五郎兵衛「人を斬りに…」
玉吉「人を斬りに!?…いってえ、誰を?」
五郎兵衛「一人目は…」
玉吉「一人目は…?」
五郎兵衛「八百屋の藤助!!」

五郎兵衛「二人目は…」
玉吉「二人目は…?」

五郎兵衛「そして、最後は…」
玉吉「最後は…?」

16.五郎兵衛が出掛けたのを朝比奈藤兵衛に知らせる。
「オジキ!!オジキ!!親分が…人を斬りに…旅人の伊之助を斬りに行ってしまいました!!」

…というやり取りが追加された…。
(;´д`)

そして、当日の開演1時間前には…

17.朝比奈藤兵衛から、五郎兵衛を追いかけろと命ぜられて。
「親分!!親分!!」

…と叫びながら花道を駆けて行く、ということと、五郎兵衛と伊之助の決闘の際に、五郎兵衛にたすきを手渡す、というところまで追加されたw

(続く)

2013/01/21

It's hard to tell for now...

ありゃりゃ…今日もあっという間に終わってしまった…。芝居についてのレポートはまた後日。

あちこちから受験生の「数学と国語にやられた」という声を耳にする。特に数学の難化が著しかったようだ。

逆に、リスニングはかなり易化したようで、好成績の報告を聞く。

ボーダーが出てみないことには何とも言えないが、まずは昨年度の合格者最低点を調べよう。
例:広島大学 http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/109/nyushi-h24/12_goukaku.pdf
(PDFファイル)

2013/01/20

2013年度センター英語解説

☆2013年度センター試験英語筆記:解答と解説☆

▼各問題に簡単な解説をつけました。難易度はぼくじしんの受けた印象です。

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【第1問:発音・アクセント】

▼A問題・B問題共に、形式は昨年と同じ。A問題(発音)が昨年より1問少なくなり、代わりにB問題(アクセント)が1問増えた。難易度は「標準~やや易しめ」か。

[A問題(発音)]
問1 [1] ①:eの綴りの長母音と短母音の区別。
問2 [2] ②:sの綴りの発音の区別。
問3 [3] ①:-tleのtの発音の区別。①だけが黙字で、あとは[t]。

[B問題(アクセント)]
問4 [4] ②:2音節語のアクセント。②のみ第1音節にアクセント。それ以外は第2音節。
問5 [5] ②:3音節語のアクセント。②のみ第2音節にアクセント。それ以外は第1音節。
問6 [6] ④:3音節語のアクセント。④のみ第1音節にアクセント。それ以外は第2音節。
問7 [7] ③:4音節語のアクセント。③のみ第2音節にアクセント。それ以外は第1音節。

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【第2問:文法・語法・語彙・会話・整序】

▼A~C問題いずれも形式・分量は昨年と同じ。A問題とC問題はやや易化。B問題がやや難化。

[A問題:空所補充問題]
問1 [8] ④:areの主語になっているため、部分を表す不定代名詞のmost。
問2 [9] ④:「それ以外すべて」のthe others。
問3 [10] ①:「~だったに違いない」のmust have + 過去分詞。
問4 [11] ③:未来の一時点までの完了を示しているので、未来完了形。
問5 [12] ①:いわゆる仮定法現在。〈suggest that S [+ should] + 原形~〉
問6 [13] ①:〈consist of~=~から成り立っている〉
問7 [14] ①:「~の間」を表す前置詞のduring。
問8 [15] ④:〈put up with~=~に耐える〉
問9 [16] ①:〈keep an eye on~=~を見張る〉
問10 [17] ②:〈turn down~=~を拒否する〉

[B問題:会話文空所補充問題]
問1 [18] ②:空所の直後の「いま、それを受け取ることはできない」がヒント。選択肢の"due"(提出期限である)の意味を知らないと解きづらいだろう。
問2 [19] ②:空所の直後の「もう天気が良くなったんだから歩かない言い訳はできないね」がヒント。
問3 [20] ③:空所の直後の2文がヒント。「その通り。安いカバンだって同じくらい良いと思うよ」とあるので、高いブランド品のカバンに対して否定的な見解を選ぶ。

[C問題:語句整序作文]
問1 [21] ② [22] ④:⑤-②-①-④-③(three times as often as I do)
問2 [23] ⑤ [24] ①:③-⑤-②-①-④(owe what I am to)
問3 [25] ④ [26] ⑤:①-④-②-⑤-③(are old enough to get)→enoughの位置に注意!〈形容詞/副詞 + enough〉

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【第3問:語義推測・意見要約・文補充】

▼A~C問題の形式は昨年と同様。ただし、C問題では初めてイラストが登場した。このイラスト(アメリカの地図)は本文の描写の注釈のようなものであり、[32]を解答する際の助けとなるものであった。

▼難易度は、A問題・B問題が昨年並み(ただし、B問題の選択肢は相変わらず少し紛らわしい)、C問題が昨年と比べるとやや難だと言える。

[A問題:語義推測]

▼A問題は例年通り本文中の「言い換え」から解答を導く問題であった。

[27] ③:ヒントは下線部の次のセンテンス。If節は「具体的説明」でよく用いられる。いわば一種の言い換えであり、そこから解答を導く。「だれかが異なる考えを提案したら、ボブはいつもそれを支配するか怒る」とあるので、ボブは自分がその場を「支配すべき」と考えている人物だ、と言える。

[28] ②:「ベル先生は高校の優れた体育教師のepitomeだ」と書かれていて、具体的に「彼は多くの強さと忍耐を必要とすることの多いスポーツが教えられる」+「私たちにベストを尽くさせて決してあきらめさせない能力がある」と書かれているので、良い教師の「見本」だと考える。


[B問題:意見要約]

▼意見要約は「話者の主張」と「言い換え」を把握することが重要。紛らわしい選択肢もあるが、本文に書かれていないことや本文から正誤が判断できないものを消去法で消していくこと。

[29] ②:①を選んだ受験生もいるかもしれないが、「小さな公園」であることと、最後のセンテンスにある「座って読書をするのに理想的な場所」という描写から「快適で平和な雰囲気を作る」が最も近いと言える。

[30] ①:AnneはBobの提案を「コストがかかる」と否定していることと、Anneの2つ目の発話にある「deesert-style rock gardenの方が見栄えがいい」と言っていることから①が最も近いと言える。③を選んだ受験生もいたかもしれないが、Anneの自宅の庭を造るのに専門家を雇ったとあるだけで、「玄人っぽく見える庭が造れる」という描写は無い。

[31] ④:CarolはAnneの家の庭をデザインした専門家であり、desert-style rock gardenに対して肯定的な評価をしている。ただし、「町の雰囲気に合う」という描写は無いため、②ではなく④が正解となる。

[C問題:文補充]

▼C問題は、空所の前後だけでいかに情報を的確にキャッチして解くかにかかっている。もちろん、直前直後だけで判断材料が足りなければ、読む範囲を広げていくしかない。

[32] ①:「下の地図に示されているように、インディアナ州は[ 32 ]で有名である。」下の地図から、インディアナ州は2つの時間帯に属していることがわかる。また、空所の直後のセンテンスには「何十年間も、東時間帯と中央時間帯がその州の中に存在してきた」と具体例が書かれていることから①の「何年にもわたり何度も変更されてきた複雑な時間のシステム」が正解となる。

[33] ②:空所の直後の具体例で、「インディアナの会社がかつて他の州の会社と電話会議の計画を立てた。会議が始めった時、州の外の参加者の半分しか通話していなかった。これは、会議に出なかった参加者が、その会社がどの時間帯に位置しているかを知らなかったからだ」と書かれており、複数の時間帯の存在がマイナスの影響を与えていることが述べられている。よって、②の「インディアナの外の会社とともに働いている地元の企業に害を与える」が正解である。

[34] ②:直前には「インディアナにおける時間を巡る議論は2006年に部分的に解決された。というのは、全州でDSTを順守し始めたからだ」とあるが、直後の「この議論はその州の様々な部分に住んでいる人々が異なった要求を持つ限り続くかもしれない」と書かれていることから、問題が全面的に解決したわけではない、ということがわかる。よって、②の「しかしながら、その州では二つの異なった時間帯を持つことについてまだ意見が分かれている」が正解となる。

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【第4問:グラフ・図表/広告問題】

▼A問題は、イラストがついていた昨年度と異なり、表だけとなった。難易度は昨年並み。なお、A問題の問3は「正しくないもの」を選ぶ、と言うことにも注意が必要であった。B問題は「写真スタジオの広告」を読んで設問に答えるもので、計算問題がやや複雑になっていた。

[A問題:グラフ・図表問題]

問1 [35] ②:第2段落最終文から、(A)がGhanaだとわかり、第3段落第1文から、(C)がRussiaだとわかる。そして、第4段落2文目の「医者の割合が低いにもかかわらず、アメリカ合衆国、スウェーデン、フランスはロシアやキューバに比べて、GDPのパーセンテージも実際の(一人当たりの)金額も、はるかに多く費やしている」という記述から(B)がUSAだとわかる。

問2 [36] ③:第2段落1文目から「医療従事者の数」、第4段落1文目から「医療費」が重要な要素だとわかる。

問3 [37] ④:「正しくないもの」を選ぶことに注意。各選択肢の意味と根拠は以下の通り。
①「世界的な医療従事者の不足はおよそ430万人だと報じられている。」
→第2段落第2文目に一致。
②「医者と看護師の割合は、日本よりスウェーデンの方が高い。」
→表によると、日本は医師が人口1万人当たり19.8人、看護師は77.9人だが。スウェーデンはそれぞれ32.8人と102.4人なので正しい。
③「WHOの報告に含まれているのは、医療制度が貧弱な国々を援助する計画である。」
→第5段落第1文に「医療従事者の不足を解決することを提案している」と書かれており、更にその段落の第3文後半には「その報告は各国が持続可能な訓練システムを構築する手助けをする10年計画を提案している」とある。また、第5文には「日本やイギリスや他の国々は、医療知識を含む援助を提供することが期待されている」と書かれていることから、選択肢③はそれをまとめたものだと言える。
④「WHOの報告が提案しているのは、貧しい国々により多くの医師と看護師を送り込むことである。」
→上述したように、「持続可能な訓練システム構築の手助け」や「医療知識を含む援助の提供」は書かれているが、医師や看護師を直接送り込むことについては書かれていない。よって、これが正解である。

[B問題:広告読解]

問1 [38] ④:"Our Services"の1つ目の項目に「私たちのスタイリストが髪と化粧のお手伝いができます」と書かれている。

問2 [39] ③:まず、"$200 Fantastic Package Plan"の内容を確認する。
・大1枚、中2枚、財布に入る小8枚→正規料金だと、40×1+20×2+5×8=$120。
・マルチイメージ2枚→正規料金だと50×2=$100
・フレーム1つ→正規だと$20。
⇒正規料金だと合計$240なので、$200のパック料金にすれば$40の節約になる。

問3 [40] ①:マルチイメージの説明に「2枚~5枚の写真のどんな組み合わせも」と書かれている。
②「クラブの会員は毎年40ドルの会員料を支払う必要がある。」
→"Fantastic Club Membership"の末尾に「2年間」と書かれているので×。
③「客は12月31日まで20周年の割引を受けられる。」
→「12月31日」という記述は広告の最下部にあるが、これは「12月31日までに写真を採ったら無料のギフトを受け取れる」という話なので×。
④無料のギフトを受け取るためにはファンタスティッククラブの会員にならねばならない。
→無料のギフトについては上述したように12月31日までの期限はあるが、その条件に「会員であること」とは書かれていないので×。

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【第5問:イラスト付き読解問題】

▼今年は4枚のイラストを順番通りに並べ替える問題となったが、それ以外は昨年と同じ形式であった。

問1 [41] ③:Satokoの最終段落第1文に「その本はよく知っていたけれど、映画を見たことで、原作の評価が高まった」とあることから、「彼女がもっとその本を好きになった」が正解。
①「コダマユキオの人生を正確に描いていた」
→コダマユキオは原作者の名前であり、その人生を描いているわけではないので×。
②「その村にいる感じを彼女に与えた」
→Satokoの第2段落第1文に「私は決してそこにいる気がしなかった」とあるので×。
④「その本のファンには避けられるべきだ」
→Satokoの最終段落第2文に「その本が好きな人は誰でも、この映画を楽しめる」とあるので×。

問2 [42] ④:Joeの第1段落第2文に、「字幕を読みながら画面に同時に注意を払うことは難しいと思っているので、通常外国語の映画を避けている」とあるので、「筋を追うのが難しい(だろうと思った)」が正解。
①「貴重な文化的体験(になるだろうだと思った)」
→このような記述は無い。
②「原作の本とは異なっている(だろうと思った)」
→このような記述は無い。
③「有名なので素晴らしい(だろうと思った)」
→このような記述は無い。

問3 [43] ②:Satokoの第2段落第3文と、Joeの第2段落第2文にそれぞれ女優をほめる記述がある。①の主演男優についてはSatokoが第2段落第3文で「自信がありすぎてハンサムすぎる」と批判しているため×。③のカメラワークの質については、Joeだけが第1段落第6文でほめているが、Satokoは言及していないので×。④の「原作の質」はSatokoが第1段落第2文から3文でほめているが、Joeは言及していないので×。

問4 [44] ①:ここで紹介されている映画は、Satokoが第1段落第4文で、またJoeが第1段落第4文で言及しているように、都会から田舎に引っ越した夫婦が田舎の生活に順応していく物語である。

問5 [45] ④:Satokoの第2段落第5文で「物語の前半では、彼女(主役のAki)が村中でハイヒールを履き、完全に化粧をすることで都会的なライフスタイルの一部を維持しようとする」と書かれており、第6文で「双子を産んだ」と書かれている。また、Joeの第2段落第1文で、冒頭の場面では大きなカエルがAkiの正面に飛び出してくると書かれている。この時点で(D)→(B)→(C)となるため、③か④が正解だとわかる。さらに、Joeの第3段落第3文で「物語の最後に向けて、老婆がAkiに茸の調理法を教える」と書かれていることから、(A)が後半に来ている④が正解となる。

【第6問:長文読解】

▼形式は昨年とほぼ同様だが、B問題の、段落のテーマを並べ替える問題で、選択肢が4つから5つになった。

[A問題]
問1 [46] ④:第1文目に「社会の若者に社会的役割を教える」と書かれていることから、④の「若者が適切な行動の仕方を学ぶこと」が正解となる。
→この問題では、③の「メヌエットを踊るときに女性が演じた役割」を選んだ受験生がかなりいたのではないだろうか。この問いは「デビュタントの話題が導入されたのは[ 46 ]の例を挙げるためである」と書かれていることから、この問題はこの段落の主題を選ぶことが要求されている、ということを念頭に置かねばならない。そもそもメヌエットは、デビュタントが踊るダンスの名前(第2文より)なので、③のように「メヌエットを踊るときに女性が演じた役割」の例を挙げるためではない。つまり、この問いは「なぜメヌエットを踊るのか」ということと等しいのである。

問2 [47] ①:5文目に「後に、ダンサーが間違った行動を示し、おそらくはその人物を困らせるためにその出来事を演じる」と書かれていることから、何か悪いことをした人物への罰だと考えられる。よって、①の「ダンスを通じてうっかりもののハンターにしつけを行う」が正解となる。
→この問題では④を選んだ受験生がかなりいたはずである。確かに最終文には「これによって将来の狩りを台無しにしうる行動を止めさせられるであろうと想像するのはたやすい」と書かれているが、だからと言って、④のように「ダンスによって文化的に望ましい行動を演じた」わけではない。あくまでも、「悪い行動を演じて本人を辱める」だけであり、「このように正しく行動せよ」とは演じていない。

問3 [48] ③:3文目に「ダンスが平和的な解決策に貢献しうる」とあり、最終文にも「これによって闘いを回避する手助けになる」とあるため、③の「物理的衝突」が正解。

問4 [49] ①:この段落の第3文では祭りの起源が述べられ、第5文以降では、それまで参加できなかったアフリカ系の人々が参加するようになったと「変化」を述べているので、①が正解。

問5 [50] ①:主題を選ぶので、全体を通じた「最大公約数」的な選択肢を選ぶ。また、段落(6)の第2文にあるように、「ダンスは単なる芸術的表現ではなく、集団が自分たちの共有されたアイデンティティを強めるための方法でもある」と述べられ、さらに最終文でも「生活の中のダンスの役割を考えることで、私たち自身の社会の歴史や価値について興味深い発見につながる」と書かれているため、①の「ダンスは私たちを一体化させ、社会を理解する手助けをしてくれる」が正解となる。
→②の「上流階級の人々の教育」は段落(2)だけの内容。③の「娯楽」については、第1段落最終文で「しかしながら、こうした明白な機能だけでなく、ダンスが社会で果たしうる他のより複雑な役割がある」と書かれているので、これも主題とは言えない。また、④のように「ダンスの歴史」を述べているわけではない。

[B問題]

▼各選択肢の意味は以下の通り。それぞれ、本文の該当する段落にある表現の言い換えとなっていることに注意。

[51] ①:「適切な文化的行動を伝えるためのダンス」
[52] ⑤:「好ましくない行動を指摘するためにダンスを使うこと」
[53] ④:「ダンスを通じて集団の力を誇示すること」
[54] ②:「いかにダンスが集団の地位を高めるか」
[55] ③:「ダンスの共通の機能とその重要性」

2013/01/18

You can MAKE IT!!!!

時が来たね。いよいよ明日からセンター試験。

「どんな大事なことも/どんな馬鹿げたことも/今日の、いま、このためと言える/きっと言える」(CHAGE&ASKA "THE TIME" http://www.youtube.com/watch?v=v7TnzXx3R-k )

まず、体調管理を万全に。そして、最終確認としてあれこれ呟いてみたいと思う。

【1】試験を前にして緊張していると思うが、そもそも本番で緊張しない方がおかしい。緊張するのは当然であり、緊張しない方法などない。そして、緊張した時の実力こそが、自分の本当の力なのだと謙虚に受け止めるべきである。「火事場の馬鹿力」を期待してはいけない。

【2】ただ、心を少し落ち着かせる方法はある。それは「ああ、いま、自分は緊張しているなあ」と認めてしまうことだ。深呼吸(又は欠伸)をし、周りを見渡して(※試験中に見渡したらカンニングになるので注意をw)、「みんな実は同じように緊張しているんだろうな」と思えば良い。

【3】忘れ物など何かトラブルがあっても、絶対に焦らないこと。受験生は「お客様」である。そして、お客様は神様なのだw まずは落ち着いて試験官や入試本部に連絡すること。

【4】「完璧な知識」を持って試験に望める受験生は皆無である。単純に知識を問う問題は、5秒考えても解けなければ潔く負けを認め、読解問題に費やす時間をできるだけ割くこと。「これだけ頑張った自分に解けないのだから、誰にも解けるはずがない」と思えるくらい強気になろう。

【5】問題開始の合図とともに行うべきは「全体像の把握」。いきなり解き始めないこと。英語は、形式や大問毎の分量が変わる可能性があるので、まずは問題全体をざっと見渡して時間配分を決めよう。

【6】答えの出ない問題は無い。人間が作った問題である。同じ人間であるぼくらに解けないはずはない。特に読解問題では、必ずどこかにヒントがある。これまで授業で話したことを思い出しながら、ヒントを探し、消去法で解き、正解の選択肢がどこの言い換えになっているかを確認しよう。

【7】例年、第3問がターニング・ポイントとなる。ここでうまくいけばその後も調子よく解けるはずだ。第3問に入る前に一度深呼吸をして、残り時間を確認し、頭を切り替えよう(時間配分の目安は授業で説明した通り)。

【8】読解問題では「落ち着いて、一読で理解すること」を心がけよう。絶対に焦ってはいけない。単語の見間違いに注意し、第4問では計算の間違いにも注意すること。「知っていたのに解けない」「わかっていたのにできない」という受験生の失敗の大半は「焦り」が原因なのだ。

【9】授業でも話したが、第5問は「笑ったもの勝ち」。今年は何をやらかしてくれるのか、ワクワクしながら読もうw

【10】第6問は「キーワード」と「全体像」を意識すること。「全体として何について論じているのか」をマクロの視点から考えよう。キーワードが教科書レベルを超えている場合、必ず定義がなされている。見たことが無い単語だからといって焦らないこと。

【11】センター試験は年に一度の「祭り」。その主役は、受験生である君自身だ。とことん楽しもう!闘うべき相手は、周りの受験生ではない。自分自身の限界と闘うのだ。ビリでもまぐれでもいい。合格者最低点を取りさえすれば春からは楽しい楽しい大学生活が待っているのだから。

【12】最後に、これまでぼくと一緒に学んできた君へ、この言葉を贈ろう。「いいか おまえはおれの弟子なのだ/ちからのかぎり/そらいっぱいの/光でできたパイプオルガンを弾くがいい」宮沢賢治『告別』(全文は http://why.kenji.ne.jp/haruto2/384kokubetu.html )

You can MAKE IT!!!!
m9っ`Д´) ビシッ!!

2013/01/17

God bless you...

1月17日。あの日から18年。

一昨年の春の選抜で、創志学園高校野球部の主将・野山慎介君が行った選手宣誓をふと思い出す。

http://www.youtube.com/watch?v=mDfhZMLlDzo&sns=em

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http://www.hb-nippon.com/sp/news/36-hb-bsinfo/8546-bsinfo20110323001

宣誓。
私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。

今、東日本大震災で、多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。

被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。

人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。

私たちに、今、できること。

それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。

「がんばろう!日本」。

生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々と プレーすることを誓います。

平成23年3月23日
創志学園高等学校野球部
野山慎介主将
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この選手宣誓からさらに2年。阪神・淡路大震災の年に生まれた彼らが、この春にはもう高校を卒業するのだ。

当時ぼくは大学院生で、東京の実家にいた。あの日の朝、母に「神戸が大変なことになってるよ!!」と起こされた。神戸に住む高校時代の親友に電話してもつながらない。のちほど無事は確認できたが。

http://www.youtube.com/watch?v=R-Pm2ve57pI&sns=em

「ライフライン」という言葉が広まったのも、ボランティア活動が本格化したのも、そして、電話が繋がらない状態でもパソコンでやりとりができる、ということが知られるようになったのも、この震災が契機だった。

先日、所用で三宮あたりを訪れた。当然ながら、震災の傷跡は見当たらず、綺麗な街並みしかなかった。もっとも、ひとの心の傷跡は決して消えるものではないし、忘れてはならない経験ではあるのだが。

もちろん、震災からの復興がすべて終わったわけではない。再来年までの期限付きの復興住宅(借り上げ住宅)に住み、行き場のないお年寄りもいるという。

災害の直後は互いを思いやるユートピアが一時的に生まれるが、時間の経過と共にそれも消えてしまう。東日本大震災にしてもそうだ。忘れてしまうこと、それこそが被災者への最大の屈辱なのだと思う。

2013/01/16

I can't afford it...

今日は午前中に高校の授業が2コマ。あとはネットカフェに立て篭もって…もとい、引き篭もって、ひたすら原稿(涙)。14:43に入ったので、もうすでに9時間近くが立とうとしている(爆)。

明後日〆切の原稿と、来週末の〆切の原稿があって、とりあえず明後日〆切のものは3分の2ほど終わった。

もっとも、明日の夜は能開予備校の授業もないし、明後日もまる一日授業は休み(※ただし、原稿を含め、やることは山積み)だから、気分転換も兼ねてどこかの温泉宿にでも引き篭もって仕事をしきたいが…。ま、そんな贅沢も言ってられない。

昔は旅が好きだったけれど、こうも移動が常態化した暮らしをしていると、逆にあまり旅に出たいとも思わなくなってしまう。もちろんそれは、旅にかかる時間や費用を負担するだけの余裕がじぶんにないためでもあるのだが。

さて、明日はまた朝から高校の授業なので、ぼちぼち帰宅して寝なければ…。

2013/01/15

Why does he have to suffer so much?

20秒あたりで吹いたwww

そのあとも、「どうしてこんなに苦しい思いをしてまでこの人は食べようとしているのであろうか」と思うたびに、思わず吹き出してしまったw

これじゃ罰ゲームだよwww

おまけに、何のコメントもなく、ただ淡々と苦しみ悶えるだけ、というのがまさに「シュール」だwww

http://www.youtube.com/watch?v=SfE394m-cjw

2013/01/14

I'm going to make my debut...

実は、この度…


(゚A゚;)ゴクリ

続きを読む "I'm going to make my debut..." »

2013/01/13

It's no use...

どれだけ頑張っても、結果を伴わなければ意味がない。努力は評価対象ではないのだから。だが、結果が伴わないからといって、そこで諦めてはいけない。結果が出るまで挑み続ければ良いだけだ。自戒を込めて。

2013/01/11

You can't beat it...

大阪市立桜宮高校の体罰事件が波紋を呼んでいる。

もちろん、これまでにもこうした事件は時折報じられている。以下、Wikipediaの「体罰」( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%93%E7%BD%B0 )の項目から抜粋。

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・戸塚ヨットスクール
不登校や家庭内暴力といった問題行動のある児童を、スパルタ式教育により、生理機能を増進させ、健康で逞しく育てるとした私塾であったが、指導の方法は論理的根拠に欠ける部分があり、中には心理的な傷を負ったり、指導内容の問題もあって、暴力や遭難による死亡者・行方不明者まで出た(戸塚ヨットスクール事件)。このため戸塚宏校長らが逮捕・起訴され、有罪判決を受け服役したが、戸塚校長は出所後の記者会見でも「体罰は教育」と発言した。但し、現在では暴力的な指導はあまり行われていないといわれる。

・水戸市立第五中学校(1976年5月)
体育授業における体力測定中、担当教員が手伝い係の生徒が「なんだ加藤か」と担当教員を呼び捨てにした発言に対し担当教員が生徒の頭部を激しく殴打し、生徒が1週間後に死亡した事件。加害教員は一審で有罪となるも、二審では生徒が風疹にかかっていたと説明し、無罪判決を受けた。学校側は被害生徒側に体罰の事実を告知せず、また生徒たちに被害生徒の通夜への参列を禁止するなど、不誠実な対応も問題になった。遺族が体罰の事実を知るのは荼毘に付した後で、級友から知らされて初めて体罰の事実を知った。学校は遺族に「土葬か火葬か」と意味深な発言もしていた。

・岐阜県立中津商業高等学校(1985年3月)
陸上部顧問の教員が女子部員に執拗な体罰と言葉の暴力を加え、自殺に至らしめた事件。被害生徒は国体などへの出場経験を持つやり投の選手だったが、顧問教員から半年にわたり、成績不振やその他の些細な理由で執拗かつ激烈な体罰を受け続け、さらに進級のための追試験に合格したにもかかわらず県の強化合宿メンバーから外され、体育教官室で顧問ら2人の教員から長時間立たされたまま、言葉の暴力を加えられ、翌日未明に自宅で自殺した。当時同校では、この顧問教員を中心とした体育科教員による「もう1つの生徒指導部」と呼ばれる生徒指導体制が確立されていた(一種の恐怖政治)。

被害生徒の自殺後、顧問教員は「あの子は叩きよかった、殴りよかった」と話し、また焼香に訪れた際にも遺族に対し「バカとしか言えん」「死人にクチなし」などと半ば逆ギレとも思える暴言を浴びせた。遺族が県と加害教員を相手取り提訴し、県に対する請求は認められたが、加害教員への請求は認められなかった。

・岐阜県立岐陽高等学校(現・岐阜県立本巣松陽高等学校)(1985年5月)
修学旅行で国際科学技術博覧会を訪れた際、宿泊先である近隣の臨時宿泊施設で、持参が禁じられていたヘアドライヤーを使用した生徒に学級担任の教員が激しい体罰を加え、死亡させた事件。傷害致死罪で逮捕され実刑判決を受けた(事件後に懲戒免職)加害教員は転任したばかりで、普段体罰を振るう教員ではなかったが、生徒指導担当の教員から前任校での指導方針を詰られたことが、暴行とも見紛う激烈な体罰の引き金になったとされる。また、当校はゼロ・トレランス方式による生活指導を行っていた。校長は、「これは教諭の弱さだった」と発言。

岐阜県の教育委員会は、「信じられない特異なケース」「教師個人の体質、資質の問題」「体罰は日常化していない」と断言。しかし、後のアンケートの結果生徒の半数が体罰を受けているという結果も出た。判決後の記者会見で校長は、「学校側の管理上、教育上の責任が全くゼロとは感じていないが、教育現場では、教師の個々の生徒に対する力量が最後に出てくる」と発言。

・小松市立芦城中学校(1986年7月)
遅刻や忘れ物の多い生徒に対し、学級担任の教員が4回の往復びんたの後に柔道技を数回かけて転倒させ、3日後に死亡させた事件。加害教員は「明日も忘れ物をしたら本当に怒る」と被害生徒に伝えていたが、被害生徒は母親が病気入院中で、家事や弟の面倒も見ていたために遅刻が多くなり、「忘れ物」も家計が苦しいためそもそも持っていなかったという。さらに被害生徒は解剖の結果、動静脈に先天的な異常があることも判明した。加害教員は執行猶予付き判決を受けた。

・川崎市立桜本小学校(1987年1月)
特殊学級の担任教師が指示に従わない児童の頭部を殴打し、死亡させた事件。生後6ヶ月の時に頭骨の手術を受けた被害児童は入学する際、絶対に頭を叩かないよう両親が学校側に申し入れていた。日常的に体罰を振るっていた加害教員は1988年11月26日に最高裁で懲役2年の実刑判決を受けた。

・近畿大学附属女子高等学校(現・近畿大学附属福岡高等学校)(1995年7月)
学級副担任の教員が、指示に従わなかった生徒に激しい体罰を加え、死亡させた事件。加害教員は自らの公判で体罰を伴う指導方針を正当化したほか、学校内外で体罰を容認・正当化する風潮があり、被害生徒の遺族への嫌がらせもあった。加害教員は1、2審とも実刑判決を受けた[31]。また事件がメディアに流れていた頃、加害者の男性教師に世話になったOGなどは、刑を軽くするために学校近隣で署名を集めていた。また被害者の両親に、匿名で家に寿司10人前やカラオケセットが送りこまれ、代金を払わせようとする悪戯も行われていた。

・おかやま山陽高等学校(2005年)
元野球部監督の男性職員(35歳)が、部員に体罰を繰り返していたことや「メンタルトレーニング」と称して全裸でのランニングを強要していたことが発覚。保護者からの告訴により11月に強要罪・暴行罪で逮捕・起訴された。この性犯罪じみた体罰については、体罰肯定派が多い保守的な立場の論客からも、「性的な体罰は性犯罪者を生み出すだけだ」と強く非難されたため、どのような判決が出るか注目された。男は容疑となった事実関係そのものについては認めているが、それらの行為は正当だったとして無罪を主張。2007年3月、執行猶予付き有罪判決。

・京丹後市の市立小学校(2007年)
28歳の男性教諭が自分の担任クラスで、ある児童の外見をからかう動きがあることに気付き、「次にからかったらみんなを叩いて自分は教師を辞める」と宣言。しかし再び同様のからかいが発生した為、この教諭は宣言通りクラスの児童の頬を一人一回ずつ平手打ちをした後、その足で校長室に向かって体罰を報告した(この際、クラスの児童は泣きながらこの教諭を引き留めた)。校長は教諭を3日間の謹慎処分とし保護者を集めて謝罪したが、教諭は反省文と辞表を提出した。その後、この小学校の保護者の間で辞表の撤回を求める署名活動が始まり、ほぼ全児童の保護者が署名に応じる事態となった。校長はこの教諭が二度と体罰をしないと約束した為、辞表を返却した。

・小学2年生への体罰訴訟(熊本県天草市)
2002年に臨時教員の男性が当時小学2年生の男児の胸を掴んで叱責した行為について。1、2審は体罰と認定し市に賠償を命じていたが最高裁(第3小法廷、近藤崇晴裁判長)は2009年4月28日「教員の行為は体罰に当たらない」と判断し、1、2審判決を破棄、原告の請求を棄却した。教員の行為が体罰に当たるかどうかが争そわれた民事訴訟として、最高裁が判断を示した初めての事例。

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ぼくが中学生の時、いまの世田谷区長・保坂展人さんが書いた『先生、涙をください! 学校からの緊急報告 保坂展人の元気印レポート』(集英社 1983年)という本をたまたま読んだ。校内暴力が激しかった時期についてのルポで、荒れる中学生の様子や教師による体罰について書かれていた(大胆なことに、夏休みの読書感想文はその本を使って書いた。別にじぶんの中学校が管理教育をしていたわけではないし、じぶんじしんも中学校には不満は持っていなかったが、きっと、何かしら感じるものがあったのだろうw)。

もちろん、そういう時代だったから、と言ってしまえばそれまでかもしれない。『3年B組金八先生』の第二シリーズで描かれた「腐ったミカンの方程式」( http://www.geocities.co.jp/SweetHome/4677/KP/KM.htm )に代表されるように、1980年前後は当時は校内暴力が横行していた。

だが、当時の学校は(いまでもそうかもしれないが)警察の介入を拒否し、教師だけで何とかしようとしていた。「腐ったミカンの方程式」で描かれる教師・坂本金八は、まさにその象徴である。だが、その反動として「鉄拳制裁」がエスカレートしたのも確かではないか。もちろん、教師の体罰はそれ以前から存在していたのだが。

Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%A1%E5%86%85%E6%9A%B4%E5%8A%9B )には以下のような記述があった。

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日本において校内暴力は、1970年代終盤から社会問題として注目されるようになり、暴力事件数にピークを迎えた。

1980年には、テレビドラマ『3年B組金八先生』第2編で校内暴力が主題として扱われた。また、東京都内では中学生による関東番長連合「憂誠会」(浅草総本部・中野、港、新宿、横浜、川口等に支部)などという組織が結成され、世間を驚かせた。

1985年頃を境に沈静したが、代わって学級崩壊やこれまでなかったタイプのいじめの急増など、新たな問題が見られるようになっている。ただし、沈静の裏側には、徹底的な管理教育による生徒への抑圧が行われており、校内暴力の嵐が吹き荒れていた時とは逆に、教師(主に体育会系出身者)による生徒への暴力が行われた背景もある(東京都教育委員会の調査結果によると、昭和60年度 教師による暴力での生徒の怪我が都内全体で43件発生。昭和55年度の調査では3件だった)。沈静の過程にかけては歴史的な研究も行われている。
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現代の価値観を使って過去を批判することにはあまり意味がない。いわば「後出しじゃんけん」のようなものだからである。だから、こうした過去の事例については、肯定こそできないが否定をするつもりもない。問題は、こうした過去の事件を受けて、これからどのようにすべきかを考えることだ。

まず、教師は、いつまでも「坂本金八的価値観(学校が外部に頼らずに学校内だけで問題を解決しようとする考え方)」を引きずっていてはいけない。この価値観は、学校が社会から乖離した特権的な組織であることを含意するためだ。その結果、教師もいち社会人としてのありかたを忘れ、生徒に対して高圧的に(時に暴力的に)ふるまうようになり、表ざたにできないようなことを校内で闇に葬る可能性がある。

だから、皮肉なことだが、「腐ったミカンの方程式」で描かれた「荒野二中」の対応(加藤優のような問題児を放り出し、あるいは、警察に委ねる)のほうが、はるかに現実的ではないか、と思ってさえしまうのだ。坂本金八ならばこれを「教育の敗北」だと言うであろう。だが、そもそも、教育機関が社会の現実から乖離した特権的な組織であるという思い上がりを捨てなければ、いつまでも敗北し続けるであろう。

2013/01/10

A festival! (o^−^o)

A festival! (o^−^o)
A festival! (o^−^o)
A festival! (o^−^o)
福山校での授業のあと、友人でナマグサ牧師のしんちゃんと念願の肉祭りwww
( ̄▽ ̄;)

2013/01/09

It was torn out...

今日で福山校での冬期講習会は終了。ただし、明日、ほとんど同じメンバーでゼミ授業(レギュラー授業)があるため、「終わった感」は全くないwww


そういえば、今日はとても凹むことがあった。

福山校に向かう途中、校舎の建物の二階にある百均で買い物をした。レジで小銭を出そうとしたら、一円玉が落ちたので拾おうとして身を屈めた時…

「ピリピリ」

という音…というか感触が、股間に感じられた。


「えっ!?」( ̄□ ̄;)!!


まさかと思い、太ももの付け根に手をやると…

スーツのズボンが避けていた…
orz


ううううう…
(;´д`)


幸い、後から見える位置ではなかったし、着替えもないからそのまま授業へ。

無事に切り抜けたが、これが後から見える位置だったら、コートを羽織って授業をしなければならなかったであろう。
(;´д`)

2013/01/08

I'll tell them as much as I can...

今日は昼から創志学園高校で授業。夜は能開予備校の福山校で授業。どちらもセンター対策なので、教材は違えど話すことは基本的に同じになる。だから、時おり、「あれ?これ話したっけ?」と混乱することもあるw

いずれにしても、センター試験まであと11日。高校は来週も授業があるが、能開予備校はあと2日。精一杯しゃべって伝えられるだけのことを伝えようと思う。

2013/01/07

I wish you had told me earlier...

今日は昼間のうちにもろもろの用事を済ませ、夕方、福山に移動して授業。今日から3日間は冬期講習会で、105分授業×2コマ。

今日はこの授業だけだったから、体はまだ楽だが(むしろ物足りないw)、明日からは高校の授業もあるため、慌ただしくなりそうだ。

じつは、明日の高校の授業が7時限目(16時)までだったので、明日の移動が少し心配だったのだが、先ほど別の用事で高校に電話をしたところ、3学期の高校3年生の授業は6時限目までで終わるという。だったらもっと早く知らせてくれ…。
(;´д`)

ま、とにかく明日からは高校の授業も始まる。年末年始で鈍ったからだに鞭打って、受験前のラストスパートだ!

I'm going to be busy...

今日はSESの冬期授業。

明日からは福山校に4日連続で通う。

慌ただしくなりそうだ。
(;´д`)

ぼちぼち春からの予定も決まりつつある。3月あたりもかなり忙しくなる予感…。
(;^_^A

2013/01/05

Is it certain that I am going to be loved more?

明日はSESの冬期授業。その翌日からは能開予備校福山校で3日間冬期講習。木曜日も福山校でレギュラー授業があるので、4日間連続で福山に通うことになる。

本当は泊まりたかったのだが、火曜日から木曜日までは高校の授業もあるため、朝と昼は高校で授業、夜は福山と岡山を往復することになる。

それはそうとw、さきほどネットのニュースでこんな記事を見かけた。

モデルプレス − 2013年恋愛運ランキング発表<男性編>
http://mdpr.jp/021218903

1位…


射手座…

ぼく…
σ(´・д・`)


射手座www
σ(*´∀`*)

2013/01/04

It's a small dream...

午後、東京を出て岡山へ。

つかの間の休みは終わり、またいつもの慌ただしい日常に戻る。

今回の年越しは、いつもより少しだけ長く実家にいられた。たまたま冬期講習会の日程がずれたからだが、両親だっていつまで元気でいるかわからない。会えるうちに会って、せめてささやかな親孝行でもさせてもらえたら、と思うのだ。

我が家の年越しは、別にどこかに泊まりがけで出掛けるわけでもなく、ただただ実家でのんびりだらだらと過ごすだけだ。もっともそれは、うちの昔からの習慣で、また、昔ながらの親戚付き合いやらご近所付き合いもあるし、行楽地はどこに行っても混雑しているだけだから、という事情もあるのだが。

それでもこうして、両親の元気な姿に会えて、両親が孫と遊んでいる姿を見られるだけでも、幸せなのだと思う。

ぼくは一人っ子だから、いつかは東京に戻らねばならないし、親に万が一のことがあればすぐに戻らざるを得なくなる。今年の年賀状で、ある先輩から「母親が三度入院し、今は介護の日々です」という便りを頂戴したが、ぼくとてそうならぬとも限らない。

もちろん、両親には元気でいてもらえればそれに越したことはないのだが、人間、いつなんとき、どんなことが起こってもおかしくはない。

たまたま先日、ある人気女子アナが車で人をはねて死なせてしまったというニュースが入ってきたが、彼女とて、まさかじぶんがそんなことをするなどとは夢にも思っていなかったであろう。幸せな暮らしは、まるで薄氷のうえを歩いているようなもので、いつ氷が割れてしまうのかなんて誰にも予想がつかない。

どれほど気を付けて生きていても、過ちをおかしてしまうことはあるし、不幸に巻き込まれてしまうこともある。最悪の事態を想定して備えていればいいのかもしれないが、あいにく、ぼくたちの想像力はそこまで豊かではなく、実際には想像を越えた事態が生じるか、最悪の事態を想定していても、なかなかそれに備えられぬままその事態が生じてしまうことが往々にしてあるものだ。

今年は仕事のことやもろもろのことで,
東京に行く機会が何度かありそうだ。できる限り、両親の元気な顔が見られることを祈っているし、ぼくじしんも元気でありたい、と思う。

いまはまだ準備中ではあるけれど、いずれ、両親にも手伝ってもらって仕事をしたい、とも思っている。何かしら仕事をしていた方が気の張りもあるし、体にも良いだろうから。じつは、母には美容と健康についての本を書いてほしいと思っているのだが、それを言う度に「お母さん、書けないわよー」と言われてしまうw

そうなれば、ぼくが母から聞き書きしてゴーストライターになるしかないかw

2013/01/03

A new year party...

今日は家族で品川のエプソンアクアミュージアムに行き、イルカショーを見物…が、あんなに激しい水飛沫だとは知らず、ジーンズはずぶ濡れ…。
(´;ω;`)

その後、ボウリングをしたのち、家族とわかれて銀座へ。友人の歌舞伎役者・澤村宗之助さんと愉快な仲間たちと新年会www

2013/01/02

How to cook pizza!!

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今日は一日、実家でまったり過ごす。

午後になって母が「ピザを作る」と言い出したのだが、結局、ぼくがほとんど作ることになったwww
(;´Д`)

覚書も兼ねて。レシピは以下の通り(小3枚分)。

〈ピザ生地〉
薄力粉…100g
強力粉…100g
ベーキングパウダー…小さじ1/2杯(2g)
塩…小さじ1/2杯(2.5g)
砂糖…小さじ1杯(4g)
水…1/2カップ(100cc)
オリーブ油…大さじ2杯(30cc)
※これとは別に、焼く際にオリーブ油少量が必要。

〈具〉
・チーズ(モッツァレラチーズをスライスしたもの、またはピザ用チーズ)
・ピザソース
・お好みの具(サラミ、バジル、ピーマン、玉ねぎスライスなどなど)

〈作り方〉
1. 水と油以外の生地の材料をボールの中に入れて混ぜる。
2. 生地の材料の真ん中に窪みを造り、水と油を入れる(入れすぎると生地が柔らかくなってこねにくくなるので、少し少なめに入れて、あとから残りを加えてもいいかも)。
3. 両側から、水と油の入った窪みに粉を入れる感じで混ぜ、手でこねてひとかたまりにする。
4. まな板の上で、手のひらを使ってこねる。生地を半分に折って、手のひらの手首のあたりで押してこねる。
5. 生地が均一に混ざり、耳たぶぐらいの固さになったら、丸めてラップにくるみ、10分ほど常温で寝かせる。

6. 生地を三等分して丸め、まな板の上で手で広げて丸く伸ばす。
7. 小さめのフライパンにオリーブ油を薄くひき、その上に生地を広げる。
8. 火にかけて生地を焼く。1分半ほどで片面が焼けるので、焼けたら上にピザソースを塗り、チーズと具をのせ、ふたをして蒸し焼き状態にする。
9. バーナーで表面を炙る。

具はお好みで。余った「おかず」でもいいかもw(豚の角煮をスライスしてのせても美味かった!)

(o・・o)/

2013/01/01

A Happy New Year!!

あけましておめでとうございます!

旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。


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今年も実家で迎えた年明け。2013年の元日は実家でのんびり過ごした。

変わるものと変わらないものについて、ふと考えた。

年々老いてゆく両親。従弟たちの子どもが増えて、年始の訪問がさらに賑やかになった。実家の近所の風景も少しずつ変わっている。

いっぽうで、毎年の恒例行事として、年越し直後の近所の神社への初詣や、両親と過ごすのんびりした時間は変わらない。もちろん、いつかは変わることになるのだろうけれど、今年もまたこうやって両親と共に実家で過ごせたことは幸せなことなのだろうと思う。


さて、今年のぼくの「マニフェスト」は以下の通り。

1. 授業の更なる充実。
→教材研究とオリジナル教材の一層の充実を図る。授業である以上、「よくわかる」のは当然であり、「よくできる」ようになるための仕掛けをより一層追究する。

2. 執筆活動の強化。
→今年は授業や諸々の原稿と並行し、じぶんの名前で出す本の準備をするために執筆に多くの時間を割きたいと思う。そのため、ブログやSNSなどへの書き込みの頻度が下がるかもしれないが、ご容赦を。

3. ダイエット。
・・・・・(・д・`)・・・・・

※なお「マニフェスト」は、実現することではなく発表することに意味があると、かつて某政党が教えてくれたので、一部の項目については「努力目標」だとご理解頂きたいwww
( ゚皿゚)

末筆ながら、本年も、皆様の御健康と御多幸を心からお祈り申し上げます。
(*´∀`*)

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