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2011/06/11

Three months have passed since...

Three months have passed since...
あの日から3ヶ月。

もう3ヶ月。

まだ3ヶ月。


岡山では、生活に特に何の支障もなく、表面上はまるで遠い国の出来事のようでもある。放射能であれこれ心配することもなければ(無論、あくまでも相対的なことであり、気にかかってはいる)、相変わらず続く余震に悩まされることもない。

だが、明らかにこのわずか3ヶ月の間に、精神的には大きな変化があったと思う。

阪神淡路大震災のあった1995年には、その直後にオウム真理教によるサリン事件もあり、「安全神話」が崩壊した。だが、今ほどネットが発達していたわけでもなく、情報の共有と伝達の速さ/程度は今とは比べものにならなかった。

しかし、その後わずか16年の間に、その速さ/程度は飛躍的に発達し、いつでも・どこでも・誰でも情報発信/受信が可能になった。そうなれば、被災地から離れていても、(擬似的にではあるが)被災地からのリアルな情報が入ってくるし、阪神淡路大震災の時よりも身近に感じられるようになったはずだ。

また、それと反比例するように、マスコミへの信頼は急降下を続け、さらに、マスコミに情報を流す政府への不信感も高まった。

さらに、今回は原発の問題がかなりのウェイトを占めており、原発に支えられている現在の経済システムへの不信感と、それでも豊かさを捨てきれずに、既存のシステムに固執しようとする勢力とが拮抗している。

原発については、政府・東電・保安院の公開した情報が全くの出鱈目であったことが後から次々と発覚し、狼少年よろしく誰からも信頼されなくなり、新たな情報も素直に受け入れることは出来なくなった。

まして、
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東京電力は11日、福島第一原子力発電所の高濃度汚染水を処理する装置で、ポンプ24台を制御するコンピュータープログラムに設定ミスがあったと発表した。

同日中に修正する予定。前日までに十数か所で微小な水漏れが見つかった配管接続部については、同様の接続部数十か所すべてに水漏れ防止剤を塗布する作業を進めている。補修は1日程度で終わる見込み。その後、浄化装置の試運転に取りかかるが、試験には数日かかるため、当初予定していた15日の本格運転開始は微妙な状況だ。
6/11 11:48 読売新聞==========
…などという体たらくでは、仮に「●月までに事態を収束させる」と発表しても誰も信じはしない。

終わりが全く見えないのだから、希望など持てはしない。

パンドラの箱に残されたのは、〈偽りの希望〉、あるいは〈希望という名の災厄〉であり、希望を持てば余計に苦しむだけなのかもしれない。

写真は、創志学園高校の事務室前に飾られているポスター。

この宣誓をした子どもたちが未来に絶望することのないような社会を築いていかねばならない。


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警察庁によると、10日現在、震災による死者は1万5405人となった。また、いまだ8095人の行方がわからないままとなっている。一方で、9万109人が避難所での生活を続けている。

がれきの撤去も進んでいない。環境省によると、仮置き場まで運ばれたがれきは宮城県で推計総量約1600万トンのうち19%、岩手県で同約500万トンのうち33%、福島県で同約290万トンのうち16%にとどまっている。

6/11 13:20 日テレNEWS24
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―合掌―

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