« Although I didn't know why, I was dying to eat chow mein. | トップページ | Can I make myself understood? »

2011/06/15

Are customers the God!?

Are customers the God!?
Are customers the God!?
昨日は新栄の鉄板焼きの店で定例会。ちょっと高級感のあるお好み焼き店といった感じだが、品揃えも豊富で美味かった。何より、目の前の鉄板で焼いている作業が見えて楽しいし、出来立ての熱々の料理が楽しめる。


今日の昼は名古屋駅で、きしめんとおでん。以前にも書いたが、きしめんのぴらぴらした形状と出汁の香りが味覚を刺激する(笑)。小麦粉を練って作った麺でも、うどんや素麺とは異なる食感が病み付きになる。

さて、ユッケによる食中毒に関連してこんな記事を目にした。

==========
生食肉、ずさんな現場浮き彫り…業界も行政も
(6/15 9:13 読売新聞)

「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を受けて厚生労働省が実施した全国調査で14日、生食肉に関わる業種の約半数で、衛生基準が守られていなかったことが判明し、業界のずさんな体質が浮き彫りになった。

「後々どんな人間が触るか分からず、うかつに『生食用』として出荷できない」。関東地方にある食肉処理施設関係者はそう語る。

食肉の流通は、生産農家から出された牛が、食肉処理施設で枝肉になり、さらに加工・卸売業者の手を経て部位ごとにされ、飲食店に渡る。複数の手が関われば当然、食中毒の原因菌が混入する機会も増える。

業界には「責任を負いたくない」という意識が広まった。厚労省によると、全国の食肉処理施設では、少なくとも2008年からの2年間、「生食用」牛肉の出荷はなかったという。

加工・卸売業者も「出荷する牛肉は加熱用だけ」と口をそろえる。東京都内のある卸売業者は「出荷していないのに、なんでユッケが提供されているのか不思議だった」と、人ごとのように語った。これに対し、都内の焼き肉店経営者は「生食用の肉でないことは分かっていたが、ユッケを求める客の声に応えたかった」と打ち明ける。

行政側の対応も後手に回った。1998年の「生食用食肉の衛生基準」の策定当時は、「安心して食べられる基準は必要だが、食文化も考慮しなければならない」という意見が多く、厚労省は生食の全面禁止に踏み切らなかった。その後も実態把握や、具体的な対策は講じなかった。
==========

この中で気になったのは、「都内の焼き肉店経営者は「生食用の肉でないことは分かっていたが、ユッケを求める客の声に応えたかった」と打ち明ける。」という一節。

確かに、客のニーズに応えるのは大切なことだ。だが、それを最優先するあまりに衛生基準を蔑ろにするのは、飲食店として本末転倒であるし、そんな店は客に迎合するだけで何のポリシーもないとしか言いようがない。

もっとも、店やオーナーがいくら衛生基準を満たしても、現場で問題があれば意味はない。


以前、あるホテルの朝食での出来事。バイキング形式で、メニューの一つにスライスハムがあった。乾燥防止と保温のために、トレーに湯が張ってあり、その中にハムが浸かっていた。

ぼくはたまたまその朝の最後の客だったが、ハムはまだかなり残っていた。ハムを取ろうとした時、ふと見るとトレーの中に、虫がぷかぷかと浮かんでいた。多分、蚊だったと思う。

その場にいたレストランの係員(中年の女性)に「あの…虫が入っているんですが…」と指摘すると、「あら!!すみません。じゃあ、これ取りますね」と言って彼女は…


( ゜д゜)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゜д゜)

(つд⊂)ゴシゴシ

  _,._
(;゜ Д゜)ホォォーー…?!

…虫の真下にあったハムと虫を一緒に取り除いただけだった。
orz

((((;゜д゜)))


呆れて物が言えなかった。


おいおい、今まで目の前で虫がぷかぷかと入浴(溺死orz)していたこの湯はそのままかい。んで、それを食え、と。
orz

そりゃあ確かに、たかが虫1匹。大騒ぎすることじゃない。これだけで食中毒になるほどのことではない。それに、どうせぼくが最後の客だ。残ったハムが勿体無いという気持ちもわかる。

だが、こちらはその朝食に、決して安くない金を払っている。つまり、プロの仕事に金を払っているのだ。「今まで蚊が溺れていましたが、これしきのことでは何ともないはずなのでお召し上がり下さい」と客に要求するのはプロ失格であり、ホテルの指導体制の問題が垣間見える。

現場の人間の判断が、そのホテル全体の判断だとみなされてしまうのだ。たとえ実際にはそうでなくとも。


僕がそのハムを食べなかったのは言うまでもない。別にハムを食べないからといって死ぬわけではないが、何とも理不尽で、朝から非常に不快になった。
(-_-#)


そう言えば、ぼくが小学生の頃、母方の祖母と一緒にレストランに入った時のことを思い出した。

確か、スパゲティミートソースを頼んだ覚えがある。

ウェイトレスがモップで床の拭き掃除をしていた。厨房から「料理が出来た」と声がかかり、彼女はその場にモップを置いて、厨房から差し出された皿を取った。それはぼくらの一組前の料理だった。

その時、祖母がこう言い放った。


「掃除してたのに、手も洗わんと料理運ぶなんて!!」

その声は、ウェイトレスにも聞こえた。


…しばらくして、僕らの料理を運んできたのは、厨房から出てきたシェフだったwww

その時は、そんなことを大きな声で言うなんて恥ずかしい、と思ったが、今にして思えば、祖母の主張はごく真っ当なものだったと思うし、そんな祖母を誇りにも思う(終戦直前に空襲で夫を亡くし、以来ずっと女手一つで四人の子どもを育ててきたのだから、それだけ気丈な祖母でもあったのだが)。

グルーポンのお節料理にしても、この前のユッケにしてもそうだが、自分や自分の大切な人の口に入れたくないものを平気で出したり、金儲けに目がくらみ、客の好みを言い訳にしてろくに衛生基準も満たせぬような品を出したりするような不誠実な店・業者には、飲食業を名乗って欲しくはない。


食べ物は、僕らの血となり、肉となるのだから。

« Although I didn't know why, I was dying to eat chow mein. | トップページ | Can I make myself understood? »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« Although I didn't know why, I was dying to eat chow mein. | トップページ | Can I make myself understood? »