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2011/05/25

Unless you do it, you won't make it.

「これからは20回読めるよう努力します。読むことの大切さがわかりました。」


僕は毎回、読解の授業で小テストを行っている。

テストの仕組みは至ってシンプルで、授業で読んだ長文の穴埋め問題だ。

6語〜7語おきに空欄を作り、空欄に入る単語の先頭のアルファベットだけを書いてあるので、それを完成させるだけのもの。それに備えるために、生徒さんには「1週間に20回音読を」と指示している。

このテストの意図は…

(1) 授業で理解した英文を徹底的に反復し、そこに出てきた語彙・構文を「使える」ようになるまで頭に染み込ませる。同じ英文が入試に出ることはまずないが、同じ語彙や構文を使った英文は何度でも出題されるし、テーマが同じならば似通った内容が出る可能性も高い。

(2) 音読により、リスニング対策にもなる(発音がわからないものは辞書で調べること)。自分が発音できない単語はいくら聞いても理解できないのだから。

(3) 復習をする習慣を身につける。このようなテストがなければ全く復習せずに終わる可能性もある。日常生活に音読を組み込んで、学習習慣を定着させることが大切。

(4) 意味や品詞を推測する練習にもなる。空欄は、6〜7語おき(場合によっては8〜9語おき)なので、思いもよらない場所が問われる。極端な場合、I like a girl.のIやaが空欄になることもある。前後から品詞や意味を考えながら空欄を埋める練習になる。

…と様々であり、基本的には、やればやっただけ効果がある。音読の回数も書いてもらうから、仮にたくさん読んでいるのに点数が悪ければ、個別にアドバイスできる。

冒頭に挙げたコメントは、今週のテストで成績が良かった生徒さんのもの。何度も読むのこと大切さに気付いてくれたようだ。

もちろん、2〜3回読んだだけで頭に入ればそれでも良い。だが、学校の定期試験対策とは違い、入試は何ヶ月も先のことなのだ。記憶した情報を長期記憶の貯蔵庫にストックしなければならないのだ。

範囲が限定されていて、ましてや数週間前に授業で解説したばかりの内容すら定着していなければ、未知の英文や問題に対処できるはずはない。

世界史の村山先生がTwitterで「時節柄、暗記シートを持った高校生を電車で見かける。定期考査か‥頑張れ!ボクの生徒たちは90点がノルマだ。」と書いておられたが、正に仰るとおりだと思う。

範囲がわかっている試験で高得点が取れなければ、範囲がわからない試験で高得点が取れるはずがないのだ。

受験生の皆さん、まだまだ本気になっていないようですが、時間は待ってくれません。

未来は自分で切り開くしかないのです。

「やればできる」は「やっていない」と同じ。

やってみて、結果を出して、それから「やればできた!!」と言おう。

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コメント


すばらしい記事です。深イイ。

予備校でもそのような小テストを毎回行っているのですか!?

この方法は

工夫すれば自分でもできそうなので試してみます!

> くまさん

遅くなってすみません。お褒め頂き、ありがとうございます。

このテストは予備校で、僕の読解の授業では毎回行っています。

ご自分で作られるのでしたら、作った直後だと出来て当たり前なので、1週間後などしばらく時間を置いてからの方がよろしいかと思います。

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