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2010/05/18

頑張れ宮崎!

連日報道されているように、現在、宮崎県で牛を中心とする伝染病・口蹄疫が蔓延しており、今日の段階で既に11万4千頭もの牛が殺処分されることが決定されている。

10年前にも宮崎県で口蹄疫の感染が発覚したが、その際は迅速な対応で、発覚してから37日目に口蹄疫の終息宣言が出された。

10年前と今回との自民党政権と民主党政権の口蹄疫への対応を比較したホームページがある。
http://anond.hatelabo.jp/20100511231152

これによれば、今日、5月18日は、4月20日に口蹄疫感染の疑いが宮崎県によって発表されてから28日目に当たる。

前回は28日目に家畜の移動制限地域が10kmに縮小されるなど、事態が縮小に向かっていた。また、10年前は殺処分が735頭で済んでいた。

今回は既に11万4千頭。被害額もおそらく数千億円単位になろうし、何よりも、無為に殺されねばならなかった牛たちと、その牛を丹精込めて育ててきた農家の人々の苦悩を考えると、胸が締め付けられる。

口蹄疫はウィルス感染だから、ある程度の被害拡大はやむを得なかったのかもしれない。

だが…

口蹄疫発症がわかってから外遊していた赤松農水大臣は「対応に問題はなかった」と責任逃れの発言を繰り返す。

鳩山首相は「一部、問題があった」と責任を認めたが、対策本部が開設されたのは昨日のこと(と先ほどニュースで見た)。

原口総務大臣は「口蹄疫の風評被害が怖いので報道規制をしていた」とtwitterで白状したとのこと(http://yutori2ch.blog67.fc2.com/blog-entry-1271.html)。

口蹄疫に関して、以下、2chのコピペ。

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50 :名無しさん@十周年 :2010/05/10(月) 15:18:28 ID:G8GDemoX0 (1 回発言)
口蹄疫 世界的に最重要監視されてる最悪クラスの疫病
(イギリスの時は軍隊動員 選挙延期 ブレア首相が陣頭指揮 被害額3兆円+機会損失数兆円)
潜伏期間は7~21日 ファーストインパクトの押さえ込みには失敗
10年前に発生した際は初動が迅速だったこともあって殺処分は740頭で収束
その前となると1908年 500頭台
現在殺処分は「6万4000頭」  過去100年間で最大のパンデミック危機

※宮崎に次ぐ本拠地鹿児島&熊本での発症速報未確定ながらアリ
※これから中確率で本州にも拡散します この場合競馬・動物園等も無期限禁止になります
 他国での被害例は500万頭 末期になると全物資無期限輸出・渡航禁止 既に牛は禁止
※あなたの飼っているペットも伝染すれば薬殺対象となります(法律なので絶対)
 
・他国なら非常事態宣言レベルの疫病を7日以上完全放置
・「ビルコンS」韓国横流しにて薬品なし
・本来は即行われるべき「消毒会社への在庫調査」等も一切無し
・国命による消毒薬の配布は一箱たりとも支給無し
・疫病発病後通達済みにもかからず予備費を仕分けた為予算無し
・担当大臣外遊
・国家対策本部なし、国策指示無し 現場曰く「FAX一枚来てないのはどういうことだ」
・10年前は740頭で35億かかった 今回は64000頭以上 県の予算330億は既に無し
・現在現地現場を除くメディアにおいて情報規制中(海外では日本のパンデミック報道済・報道中)
・風、人、車を介して広がるにも関わらず現地からの移動に消毒(本来は国策)なし

何かの陰謀なんだろうなこれ わざとやってる気がする
・舟山康江農林水産大臣政務官「宮崎県の対応に問題があった」
・赤松農相【対応を官僚に投げてしまうと「政治主導」じゃなくて
      「官僚主導」になってしまうので、対応をさせない】
・輿石参院会長「民主党に票を入れなければそれなりの対応をする」
・与党は県と自民党から申し入れた対策案を拒否 その後会合自体も拒絶
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788 :名無しさん@十周年:2010/05/17(月) 17:15:22 ID:GTXAfkzP0
9月 民主党、中国産ワラ輸入全面解禁する(以前は安全区域のみ)
9月、民主党、韓国産豚肉輸入解禁する(韓国の口蹄疫の為、9年間中止中)
10月 韓国、某農場でコレラっぽい症状が出るが、口蹄疫を否定(日本政府スルー)
11月 韓国、家畜の移動中止命令出る(日本、依然韓国から豚肉輸入中)
12月 韓国、口蹄疫ではないので出荷しても大丈夫(同上)
1月 韓国、口蹄疫でした。(日本輸入停止)
3月 韓国、終息宣言(日本輸入再開検討、畜産業界に止められる)
4月 韓国、やっぱり口蹄疫見つかる
4月 畜産業界独自に中国産ワラ使用止める(日本政府の指示なし)
4月 韓国、消毒液大量に買い漁る(日本政府なにもせず)
5月 日本、殺処分4万5千頭、消毒液不足(国からの消毒液一箱も届かず)
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今日、メディアでは、「口蹄疫、3月末に感染を見逃していた」という報道がなされたが、この報道では、「県の対応が悪かった」と批判の矛先を国から県に向けさせようとしているとしか思えない。

実際のところ、http://alliedejustice.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-5221.htmlによれば、これが単なる「経過観察」に過ぎなかったとある。

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これはマニュアルどおりの経過観察。

となる。つまり、9日から20日までの間、期間的には10日も放置したように見えるが、これは口蹄疫であるか否かを確認するために必要とマニュアルに定められた期間である(と述べていた)。おそらくそのマニュアルは、http://www.sat.affrc.go.jp/joseki/Houki/KADENHO/FMD_boeki_SISIN.htm#2-3-(2):(2) と殺の指示及び評価_のことなのでしょうか?詳細は不明。どなたか、行政の中の人にでも教示頂ければ幸いです。

また経過の詳細は以下のとおり。

平成22年4月9日(金曜)、 開業獣医師から宮崎家畜保健衛生所に、口腔内にび爛(軽度な潰瘍)のある牛がいるため、病性鑑定の依頼があった。
同日、宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員(獣医師)が当該農場の立入検査を実施したところ、症状がある牛が1頭のみで、現時点では感染力が強いといわれている口蹄疫とは考えにくいため、経過観察とした。
4月16日(金曜)夕方、同じ症状の牛がみられるという報告があり、17日(土曜)、再度、立入検査を実施したところ、別の2頭に同様の症状があることを確認。同日、病性鑑定を開始。
4月19日(月曜)午前、イバラキ病等の類似疾病について、全て陰性を確認。
このため、口蹄疫も疑われるので、同日20時00分、検査材料を動物衛生研究所海外病部(東京都小平市)に送付した。
4月20日(火曜)早朝、農林水産省からPCR検査(遺伝子検査)で陽性との連絡。
なお、当該農場については、感染が疑われるとの報告があった時点から飼養牛の移動を自粛している。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/nosei/chikusan/miyazakicow/page00032.html

基本的に、口蹄疫はそう頻々と罹る病気ではないので、それ以外の可能性をすべて探って、そうでない場合に最終的に口蹄疫としての判断をする。ゆえに流れをまとめると、
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以下は、東国原知事のtwitterの記事(http://twitter.com/higashitiji)。

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昨日は、首相が予備費から1000億の予算措置をするという報道があったが、今日になって、財務副大臣が、100億だと言ってるという報道。
約3時間前 Echofonから .本日までに、新たに15例確認。殺処分対象は、28454頭。場所は川南町、高鍋町、新富町。これまでの累計126例、殺処分対象114177頭。
約3時間前 Echofonから .おはようございます。
約8時間前 Echofonから .そろそろ寝ます。お疲れさまでした。お休みなさい。
約15時間前 Echofonから .国の口蹄疫中央防疫対策本部の現地対策本部と県の口蹄疫防疫対策本部との合同会議終了。
約20時間前 Echofonから .国への 具体的な要望は、何度もさせて頂いているので、それに対する具体的な回答を頂けるものだと思う。
約23時間前 Echofonから .政府から、山田農水副大臣をトップとする政府対策チームが宮崎に来られるらしい。対策チームは、防疫強化、経済支援に取り組まれるらしい。それは有り難いが、具体的には何をされたいのか?今のところ、まだ見えない。
約23時間前 Echofonから .本日までに新たに確認されたのは、10例。殺処分対象は3312頭。これまでの累計111例、殺処分対象85723頭。県立農業大学校にまで被害は及んだ。
8:55 PM May 16th Echofonから .とにかく、殺処分や埋却が追いつかない。それらのことについて、少し詳しくブログに書いた。
2:45 AM May 16th Echofonから .これらの種牛を造り育成するのに、どれだけの苦労や努力があったか。
10:53 PM May 15th Echofonから .本日までの新たな確認は10例。殺処分対象は2045頭。川南町と高鍋町。これまでの累計101例、殺処分対象82411頭。今回、高鍋町の家畜改良事業団の発生は致命的である。特に49頭の種雄牛、いわゆる種牛の殺処分に対しては、生産者や関係各位の無念や悔しさはいかばかりか。
10:51 PM May 15th Echofonから .平野官房長官並びに福島消費者行政担当大臣と会談させて頂いた。国、政府におかれては、尚一層の果断・柔軟・迅速な対応、ご協力、ご支援の程、お願い申し上げたい。
9:52 PM May 15th Echofonから .とうとう、家畜改良事業団にまで広がった。最も恐れていたことである。本日、これから、平野官房長官がお見えになる。
6:06 PM May 15th Echofonから .大変なことになった。
7:06 AM May 15th Echofonから .これから、緊急対策本部会議。
1:52 AM May 15th Echofonから .現在までに、91農場中約44農場で殺処分埋却が終了。殺処分対象約8万頭の内、埋却が完了した頭数は約42000頭。処分作業中が約18000頭、待機中が約20000頭。
9:15 PM May 14th Echofonから .口蹄疫擬似患畜確認、本日までに新たに5例、殺処分対象109頭。いずれも川南町。これまでの累計、91例、80366頭。
8:45 PM May 14th Echofonから .加えて、特に豚舎は狭く殺処分の作業がし難いこともあります。RT @daichanzeyo: 獣医師の数が足りないという意味でしょうか、他県からの応援はどうなのでしょう@higashitiji 殺処分作業や埋設場所確保には獣医師の問題や地元同意が必要で、やはりスピードに限界がある
5:49 PM May 14th Echofonから .数もそうですが、質も問題です。牛や豚に慣れた防疫対策員や保定作業員が必要です。他県からの応援は頂いております。RT @daichanzeyo: 獣医師の数が足りないという意味でしょうか、他県からの応援はどうなのでしょう@higashitiji 殺処分作
5:45 PM May 14th Echofonから .もうそろそろ寝ます。お休みなさい。
9:58 AM May 14th Echofonから
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5月17日付の東国原知事のブログでは、非常事態宣言を発令するべきか否かについての逡巡が述べられている。
http://ameblo.jp/higashi-blog/

結局、今日、18日に非常事態宣言が出されたわけだが、これは決して遅きに失したわけではないと思う。

東国原知事のブログにあるように、

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 県民の皆様に対していたずらにかつ過度に恐怖感や危機感や不安感を煽ってもいけない。もし、「非常事態宣言」をした場合、どこまでの対策を講ずるのか。

 例えば、県民の皆様に広く手洗い・うがい・マスク着用、消毒等を呼びかけるに留めるのか? 公共施設・機関、集客施設、イベント・集会等をどうするのか? 学校をどうするのか? 公共交通機関・駅・港・空港、デパート・スーパー・コンビニ、一般車両やヒトや物資にどこまで交通・運搬・移動・消毒等の規制を掛けるのか? 観光地はどうするのか?・・・・・・・・・・
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…と、非常事態宣言を出すための準備が必要であり、それに時間がかかるのはいざ仕方ないことであろう。
(もっとも、日頃からそうした備えをしておくべきだ、という意見もあるだろうが。)

最後に…

↓以下コピペ
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宮崎の口蹄疫・現場の叫び
mixiより宮崎の畜産農家の方が現状を訴えておられます。
特に殺ウイルス力の強い『ビルコン』が絶対的に足りないそうです。
拡散希望です。

全国に宮崎の現状を伝えてください。


今回の口蹄疫ですが、政府が初期で手を打たなかったために被害が広がっており、必要な消毒液ビルコンが足らないために必要な消毒が行なえずまだ感染していない牛が感染する危険性がありさらに感染拡大の可能性があるのです。

しかしこのことは詳細に報道されていません。


赤松農水大臣は以下の予定で外遊中しています。

平成22年4月30日(金曜日) 成田発
メキシコシティ着

5月1日(土曜日) メキシコ政府関係閣僚との会談
遺伝子組換検査センター視察

2日(日曜日) メキシコシティ発ハバナ着

3日(月曜日) キューバ政府関係閣僚等との会談

4日(火曜日) キューバ政府関係閣僚等との会談

ハバナ発

ボゴタ着

5日(水曜日) コロンビア政府関係閣僚との会談

6日(木曜日) ボゴタ発

8日(土曜日) 成田着 ≫

しかし口蹄疫発覚は4月20日。

外遊前に十分対応の分時間があります。


対 応 が 遅 す ぎ る 。


さらに外遊中の赤松農水大臣の代理もいました。


「口蹄疫」農水大臣臨時代理は宮崎出身の福島瑞穂大臣であった!
2010年05月10日 07:08 JST
この政府の大臣達の無作為によって被害が未曾有に拡大してしまっています。

以下の宮崎の畜産業者の方の叫びを読んで下さい。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
マイミクの5月10日の日記。

全国のみんなに現状を伝えて欲しい。

今日も6軒の仲間が消えて行った。

1人は10年以上の付き合いになる。

熱いヤツで、「これからはJAや問屋を通してじゃなく、農家自身が消費者に訴えかけれるものを作って行かなきゃ!!」が口癖のヤツだった。

口ばっかりでなく、勉強熱心で努力家だった。


もう廃業するしない。


口蹄疫発生当初から現場が放出を要望してる消毒剤がある。

ビルコン。

ドイツのバイエル製薬の消毒剤。

殺ウイルス力が強く、開発された当初から『世界のウイルス性伝染病が半分になる』とまで言われた消毒剤。

今使われている逆性石鹸系の5000倍の殺ウイルス効果を持ち、塩素系なので散布後長時間ウイルスを抑える。

さらに人や牛への害が少ない。

【10年前の口蹄疫の時は初動で2000本、1カ月で10000本のビルコンが国の財源と指導の下配られた。】(わたし注※ 当時、自民党、森喜朗内閣です)


口蹄疫ウイルスより感染力の強い鳥インフルの時もこれを大量に散布し封じ込めた。

このビルコン、今年4月半ばからのアイスランドの噴火によるヨーロッパの空港閉鎖で国内の在庫がかなり少なくなっていた。

そこに口蹄疫。在庫の奪い合いになり、一瞬でなくなった。

だが全国の農政局に合わせて5000本の家畜防疫用のビルコンのストックがある。
俺も初めはこれが放出されるものと思っていた。

鹿児島の徳田議員が農水省に放出を要請、「非常時用のストックで、非常時かどうかは大臣が判断する」 との解答。

俺も農水省の友人に聞いてみた。

が、「大臣にしか権限が無い。俺達農水の職員もおかしいと思う。でもどうにもできないんだ…」と。

が、大臣は

 一 切 対 応 を 見 せ な い 。


バイエル製薬の知人によると、アイスランドの噴火による空港制限は続いていて、限られた飛行枠では旅客機優先。

貨物機はほとんど飛べない。

今、中国や韓国も口蹄疫対策に国を挙げてビルコンの確保に乗り出している。

中国はイベリアの貨物船をチャーターし、エジプトまで海輸し貨物機を飛ばし1万本を確保。

韓国は火山灰の影響が少ない空軍の大型輸送機を飛ばし1万5千本を確保した。

国を挙げての体勢に、日本の薬品卸会社じゃ買い付けの時点で太刀打ち出来ない。
それでも、バイエル日本支社の社長が必死になって確保した1500本のビルコンを確保した。

が… 、5月3日に日本に届いたビルコン1500本、


『口蹄疫はアジア全体に蔓延しており、日本一国の問題ではない』


と、小 沢 と 岡 田 が 500本を韓国・中国に無償で提供…。

さらに500本を小沢の地元の東北に…。

九州に来たのは500本のみ。
そのうち250本は数万頭規模の大手が独占。

宮崎1区の河村議員が宮崎の選挙支援した農家に50本を横流し。

最終的にJA川南に届いたのは20本のみ。
発生農場の入り口で使うくらいで、焼け石に水だ。

現在川南では消毒剤が枯渇し、消毒効果の薄いハイターや酢まで持って来て散布している。

牛・豚・羊にとって最大の脅威とされる口蹄疫。
それにく素手で立ち向かう様なもの。
これでは、ウイルスは拡散していくばかり。
昨日の夕方、岩手の農家から電話があった。

『小沢議員が確保し、部会に届いたビルコン20本を●の所に送りたい』


涙が出そうになった。


もし岩手まで口蹄疫が攻めて来ないとも限らない。

それでも、俺達仲間を支援したい。

最近、東北の和牛が躍進しているのは“第一花国”“菊安舞鶴”“菊福秀”“平忠勝”と言った種牛が出てきたから。

でも、どれも東北の“菊谷”と言う血の濃い血統。
交配する為に宮崎や鹿児島の雌牛を飼っている。
逆に宮崎は宮崎の血統とは離れた東北の血統を導入している。

うちにも東北のみならず全国から来た牛がいる。
全国各地でうちで産まれた牛が活躍している。

和牛の育種・生産は100年もの間、ライバルである産地同士で力を合わせる事で成り立って来た。


一部の小沢の取り巻き達が考えるように一朝一夕で成り立ってきた産業じゃない。

俺達の繋がりナメるな。

この20本を使えば、俺を含め仲間内の農家10軒を当分の間守りきれる…

俺も喉から手が出るほどほしい。

…でも、これは全て川南に送ろうと思う。


口蹄疫の爆心地…、
仲間達が毎日倒れていく。

これで1人でも仲間が助かれば…、

1頭でも多くの牛や豚が生き延びれば…。

今、宮崎に続々と全国各地の農家から消毒剤が届き始めた!!


誰もが 


『政府が消毒剤を配布するだろう』 


そう思っていた。でも、20日間もの間、

政 府 は 見 て 見 ぬ ふ り のまま毎日沢山の仲間が倒れていく。
もう宮崎だけの問題しゃない。


佐賀の肥育農家の部会から、熊本の酪農家から、阿蘇のチーズプラントから、大分の若手繁殖農家の勉強会から、鹿児島の種畜場から、兵庫但馬の育種部会から、伊賀松阪の肥育部会から、山形の大手牧場から、種子島、沖縄、石垣島、山口、広島、島根、鳥取、京都、愛媛、香川、愛知、岐阜、新潟、群馬、長野、栃木、青森、北海道…


みんな、いつ自分の所に口蹄疫が来るかわからない。

でも、ストックしていた消毒剤を放出した。


宮崎の仲間の為に!!

口蹄疫と闘うために!!

これでやっと武器が届く!!

戦える!!

うちの●●がシンガポールでビルコンを150本確保した!!

あと、5日もすれば日本に届く。

全てを川南にぶち込む!!

誰にも文句は言わせない!!!


イギリスの口蹄疫リファレンスセンターが余りの日 本 政 府 の 対 応 の悪さに、ドイツのバイエル本社に要請をかけた。

MarkShuwalut常務の計らいで後10日で2000本のビルコンが届く!!!!


そうなれば、いや、それが本来の防疫体勢。


それまで、みんな持ちこたえてくれ。

これを乗り越えて、またみんなで宮崎の畜産を再興させることが全国の仲間への一番の恩返しになるから!!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
マイミクの5月10日の朝の日記
「朝4時。2時間しか寝てないのに目が覚める。
牛舎に入り、1頭1頭ヨダレは出てないか、水泡は出来てないか、びくびくしながら見て回る。

最後の1頭を見て、
「あぁ、良かった。今日も出て居なかった。」とため息を付く。

それから2時間の消毒作業。

念入りに隅から隅まで消毒をする。

もう、消毒剤も残り少ない。

それが終わると餌やり。

本来の餌の量よりちょっとだけ多めにやる。


もしかしたら、今日が最後の餌やりになるかもしれないから。


ちょっと気の荒いヤツ、臆病なヤツ、おとなしいヤツ…

色んなヤツが色んな顔で楽しみに餌を待ってる。

みんな子牛の時からミルクを与え、餌をやり、病気をしたら治療して…、うちの牛はみんな自分の子供だと思ってる。


昨日発症した川南の農場…

うちの牛が行ってる。

年間100頭以上の子牛を売るけど、みんなどんな子でどこに行ったか覚えてる。


人慣つっこくて、元気な子だった。


もうすぐ、薬を射たれ殺される。


朝食を取る。
もう冷蔵庫には味噌と煮干しかない。買い物にすら行けない。

米だけは大量にあるがw

時間も無いんで簡単に朝食を済ます。

携帯が鳴る。


1日に何度なるだろう。その度にびくびくする。

電話に出る。


「○○んとこが出た…」電話の向こうで泣くように叫ぶ。


…大学の同級生だ。


明るくていつもバカばかり言ってるヤツだった。

卒業して、2年会社努めをして、実家を継いだ。

規模を拡大し、いい牛を出していた。

熱くて、一生懸命なヤツだった。


口蹄疫。もう、廃業するしかない。


雌の子牛は大体40万くらいする。

それを買って、種を付けて、10月して子牛が産まれ、3年手塩にかけて育て上げてやっと肉になる。


牛舎が1000万、機材が500万、機械が1000万、母牛が100頭で4000万、回転資金が1000万。


全頭殺処分。


補償金は母牛の4000万の4/5、3200万のみ。

莫大な借金のみが残る。口蹄疫を出したら5年は牛を入れられない。

口蹄疫が出た牛舎や農場の機材や機械は、同業者には敬遠され、売れない。

一昨年、結婚して、
子供が出来て、仕事にさらに熱くなり、
飲む度に子供の自慢ばかりして、「お前も早く子供作れよ」と笑っていた。


もう廃業するしかない…。

子供と奥さんを守る為に離婚するだろう。


もしかしたら…


ソイツに電話してみたが、電話には出ない。

俺には今ソイツの所に行ってやる事もできない。


何もしてやれない。

涙が止まらない。

今は自分を守る事しかできない。

毎日、何人もの仲間が消えていく。

今、仲間内で電話で話すと必ず言う言葉がある。


“仇、討とうな”

消えていくヤツはみんな一生懸命で、牛を愛するヤツばかり。
俺達が口蹄疫から生き残り、いい牛を育ていい肉をつくる、消えて行ったヤツラが愛し作り上げた宮崎の畜産業と血統を守る。


それが仇討ち。


俺達に出来る事はそれしかない。


これが、報道されない(させていない?)宮崎の現状です。


みなさん、助けてください。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

心が痛いです。

1ヶ月もたって、対策本部だなんて。
もっとずっと早く、県は助けを求めていたのに。
自治体だけの問題ではない、国の問題だって、誰にだってわかるはずなのに。

宮崎県、負けないでください。
国は、これからきっと、宮崎県に責任を被せにかかってくるでしょう。

私たちにできることは、正しい知識を情報を、より多く、より正確に伝えることです。
広めることです。

↑コピペここまで

僕は毎年、宮崎産業経営大学で講演を行っていて、今年も7月にお邪魔することが決まっている。おととしは美味しい宮崎牛の焼き肉を堪能したが、今年はおそらくそれどころではないだろう。

一刻も早く事態が回復し、農家の皆さんの生活が確保されることを祈るしかない。

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コメント

初めまして。
昨年度、浜松校で先生の授業を受けていた者です。

口蹄疫の発生、それに対する政府の対応、どさくさに紛れて提出されたらしい国会改革法案、それらに対するマスコミの報道の甘さ…

本当に、仕組まれているんじゃないかと思ってしまう程です。
今回、先生のブログを見て一層危機感を感じましたので、恐れながらコメントさせて頂きました。
多くの人に知ってもらうように、私も情報を発信していきたいと思います。

お仕事頑張ってください。
失礼いたしました。

> Mickeymanさん

お返事がすっかり遅くなって申し訳ありません。

口蹄疫、最近はあまり報道されなくなりましたが、農家の方々の苦しみはまだ終わってはいませんし、阪神大震災に匹敵する激甚災害に指定されるべき重大な事態だと思っています。

それなのに、その問題も解決せぬまま首相は問題を放り出して辞任し、何もなかったように新しい首相が登場するという茶番が繰り広げられています。

僕は別に自民党の肩を持つつもりはありませんが、少なくとも民主党のいい加減さを見ていると自民党がはるかにまともに見えてしまいます。

風評被害もかなり出ていますから、7月に宮崎を訪れたら、美味しい宮崎牛を腹いっぱい食べて、すこしでも貢献したいと思っています。

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