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2009/06/26

拙訳

たまたま発見したニュースで読んだ感動的な話。慌てて書いたので拙い訳だが、参考まで。

原文は
http://www.ocregister.com/articles/pixar-up-movie-2468059-home-show#

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ハンティントンビーチ ― コルビー・カーティンちゃんは、珍しい種類の癌におかされた10歳の子どもでしたが、ある一つのことのために命を保っていました―ある映画のために。

 ディズニーピクサー社の『Up』という映画の予告を見た瞬間から、コルビーちゃんはそれを何とか観たいと思うようになりました。お母さんのリサ・カーティンさんによると、コルビーちゃんは、約3年前に導管癌と診断され、今月の初めには、彼女は間もなく亡くなるであろうし、あまりにも重篤すぎてその映画を観に映画館に行くことができないということが明白になりました。

 家族の友人が、彼女の最後の願いをかなえる手助けをするために、必死になってピクサー社に電話をかけた後…

 家族の友人が、彼女の最後の願いをかなえる手助けをするために、必死になってピクサー社に電話をかけた後、ピクサー社が助けに来てくれたのです。

  ピクサー社は、本来は映画館でしか観られない『Up』のDVDを持った従業員を、私的に視聴できるようにカーティン家のハンティントンビーチにある自宅まで、6月10日に飛行機で派遣したのです。

 そのアニメ映画は、ある夫婦の関係の進展を示す場面から始まります。年をとって妻を亡くした後、今では気難しくなってしまったその男性が、何千もの風船を自分の家に取り付け、空を飛び、小さな少年と冒険に出かけることによって、自分の喪失感に対処するのです。

 コルビーちゃんは、その映画を観た約7時間後に亡くなりました。

 コルビーちゃんのお通夜は金曜日に予定されましたが、リサ・カーティンさんは、ピクサー社が、そして、『Up』が、彼女の唯一の子どもの最期の日の一部となったことについて、いかに感謝しているかについて振り返ってくれました。

 「私がそれを観た時、その映画のテーマの内容については本当に全くわからなかったのです」と46歳のカーティンさんは言いました。「私はただわかっていたのは、『Up』というその言葉と、全ての風船だけで、間違いなく言えることは、私にとってその映画は、コルビーがこれから昇って行くのだ、天国に昇って行くのだということを意味していたんだということです。」  ピクサー社の役員は、この話について、また関わった従業員についてのコメントを一切拒否しています。

予告編
 コルビーちゃんが導管癌と診断されたのは2005年12月23日で、その前に医師は彼女の肝臓に腫瘍を発見していました。亡くなる時、彼女の腹部は周囲が約94インチ(*238cm)あり、癌のせいで彼女の体がどうしても適切に消化できなくなっていた液体で膨れ上がっていました。彼女の体の他の部分の重さは、おそらく約45ポンド(20kg)であったと家族の友人のキャロル・リンチさんが語ってくれました。

 家族の友人のテレル・オラム・ムーアさんによると、コルビーちゃんは、ニューポート小学校に通っていて、友達を笑わせることで知られていたそうです。コルビーちゃんはダンスや歌や水泳が大好きで、彼女の年頃のほかの子どもたちよりも世間について賢く理解していたようだった、とオラム・ムーアさんは言いました。

 4月28日、コルビーちゃんは、ドリームワークス社の3D映画、『Monsters Vs. Aliens』を観に行きましたが、『Up』の予告編に魅かれました。

 「そのときからずっと、彼女は言っていたの。『あの映画を絶対に観なきゃ。とっても素敵なの』」とリンチさんは言いました。

 (母親の)リサ・カーティンさんによると、コルビーちゃんは映画ファンで、動物が大好きだったから、ピクサー社の映画に夢中になっていたそうです。

 その2日後、コルビーちゃんの健康状態が悪化し始めました。6月4日に、お母さんは、コルビーちゃんが『Up』を観に映画館に行けるようにと彼女のための車椅子を持ってくるよう、ホスピスの会社に頼みました。しかし、週末が過ぎましたが、車椅子は届けられなかったのです、とリサ・カーティンさんは語りました。

 6月9日までに、コルビーちゃんはもはや映画館に連れて行ける状態ではなくなり、彼女の家族は彼女が映画を観ないまま亡くなってしまう事を心配しました。

 そこで、オラム・ムーアさんが、コルビーちゃんに最期の願いをかなえさせてあげたいと必死に思い、誰か助けてくれるかどうか確認するために、ピクサーディズニー社に勧誘電話をかけ始めたのです。

 オラム・ムーアさんによると、ピクサー社には自動電話応答装置があり、自分が話をしたいと思っている特定の相手の名前を言わなければ電話をつないでもらえないのだそうです。オラム・ムーアさんはあてずっぽうである名前を言ったところ、助けてくれる人にコンピュータシステムがつないでくれたとのことでした。

 ピクサー社の役員がコルビーちゃんの話を聞き、コルビーちゃんの家に『Up』のDVDを持たせた人をその翌日に派遣することに同意してくれたのだ、とオラム・ムーアさんは回想してくれました。

 彼女はすぐにリサ・カーティンさんに電話そして、リサさんがコルビーちゃんに伝えてくれました。

 「そこまで我慢できると思うかな?」とコルビーちゃんのお母さんが言いました。

 「(死んじゃう)覚悟は出来てるよ。でもね、映画を待っていられると思う」とその子は答えました。

映画
 お昼の12時半ごろ、ピクサー社の社員がDVDを持ってカーティンちゃんの家にやって来ました。

 彼は、映画に登場する動物のぬいぐるみの入ったかばんと映画のポスターを持っていました。彼はその映画の風変わりな背景についての詳細を語り、みんながUpを観るために集まりました。コルビーちゃんは、痛みで目を開けていられなかったのでスクリーンを見られませんでした。そこで、お母さんが映画の実況中継をしました。

 映画の最期で、お母さんがコルビーちゃんに映画は楽しかった、と尋ねると、コルビーちゃんは、うん、と頷きました、とリサ・カーティンさんは語りました。

 リンチさんによると、その従業員は、映画の後、DVDを持って帰ったそうです。

 「彼はこの上なく素敵な人でした」と家族と一緒に映画を観ていたリンチさんが言いました。「彼の目は、涙で溢れていました。」

 映画の後、リサ・カーティンさんと離婚した、コルビーちゃんのお父さんである、マイケル・カーティンさんがやって来ました。

 コルビーちゃんは、お母さんとお父さんに見守られながら、午後9時20分、この世を去りました。

 従業員がコルビーちゃんにあげた、Upの記念品の中に、一冊の『冒険の書』がありました。主人公の妻が、旅行の記録をつけるために使ったスクラップブックです。

 「娘の代わりに、私が冒険(の書)を埋めていかなくてはなりません」とリサ・カーティンさんは語った。

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